言葉そのものの意味としては無期懲役と違いはないが、無期懲役は収監から30年以上経つと漸く仮釈放の対象となる可能性が出てくる(但しその運用は極めて厳しい)のに対し、「終身刑」は死亡するまで釈放・仮釈放などの恩赦は与えられないという制度面での違いはある。
海外の刑罰で見かける「懲役1000年」なども、人の寿命を遥かに超えているので刑期満了をむかえる事は実質不可能であるが、原理上頑張って1000年生き抜けば出られるので終身刑とは異なる。
死刑を廃止した場合の、それに代わる最高刑の候補として挙げられているが、2015年の内閣府による調査によれば、死刑存続を8割が支持し、終身刑を導入したうえでも5割以上が死刑廃止に反対している。