キラーT細胞(はたらく細胞)
きらーてぃーさいぼう
キラーT細胞とは、マンガ「はたらく細胞」に登場する免疫細胞のひとり。
概要
『はたらく細胞』に登場する、免疫細胞・リンパ球の一つであるキラーT細胞(細胞障害性T細胞)を擬人化したキャラクター。
名前自体は細胞全体の呼び方であり、同じキラーT細胞も複数人存在しているが、この記事で主に紹介する個体は筋骨隆々の体格をした金髪の男性で、他のキラーT細胞からは班長と呼ばれている。好中球1146番やNK細胞からはキラーTと呼ばれる。
その仕事はウイルス感染細胞やがん細胞など、体内の異物を破壊すること。マクロファージや樹状細胞から得られた抗原の情報を受け取ったヘルパーT細胞の指令を受けて出動する。
そしてその戦い方だが、ほかの免疫細胞たちが武器を扱う中、基本徒手空拳で敵に立ち向かう。ナイフも携帯しており、時には戦闘に使うこともある。
良くも悪くも体育会系で、単純で要領のいい方ではないが、仕事への熱意やキラーT細胞としての誇りを持つ熱い性格の持ち主。自身への努力を惜しまず、後輩たちも厳しく鍛え上げている。
胸腺学校では落ちこぼれと揶揄されていたものの、持ち前の努力で乗り越えていき、無事ナイーブT細胞として卒業している。
ヘルパーT細胞や制御性T細胞とは、胸腺学校時代の同期。
特にヘルパーT細胞は胸腺学校時代ルームメイトでもあった。なかなかそりは合わなかったが、紆余曲折あって互いに認め合う仲となり、彼から言われたことが後の人格形成に寄与している。現在でも顔を合わせれば、立場に関係なく気兼ねなく意見を言い合える関係。
キラーT細胞の仲間たち
余談
メインのキラーTのCVが小野大輔氏だからかニコニコなどのコメントでオノーD細胞やらキラーD細胞などと呼ばれている。