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演者一覧編集

CV編集

櫻井孝宏(無印)、伊藤健太郎(BLACK)

舞台版演者編集

戸谷公人

概要編集

はたらく細胞』に登場する、免疫細胞白血球の一種リンパ球の一つであるヘルパーT細胞を擬人化したキャラクター。階級章の入ったYシャツを着ている眼鏡をかけた男性。周りからはヘルパーT司令と呼ばれることの方が多い。

マクロファージ樹状細胞からの外敵侵入の知らせを受けて、外敵がどんなものであるかという情報を基に、的確に攻撃するための戦略を決める、司令官の役割を担う。また、キラーT細胞動員の決定権も持っている。


職務の合間にティータイムを楽しみ、クッキーの残りカスを付けたまま大画面で緊急事態を広報、各方面に注意を促す、緩い面が目立つ。

実は胸腺学校時代では「ヘルパーにも制御にもキラーにも道が開ける天才」と称されたエリートで、かつての性格は熱くやる気にあふれ、自分にも他人にも厳しい性格だった。


キラーT細胞や制御性T細胞とは、胸腺学校時代の同期。

特にキラーT細胞は胸腺学校時代ルームメイトでもあった。要領の悪いキラーT細胞とはなかなかそりは合わなかったが、不器用ながら人一倍努力する彼を知ってからは認めるようになり、試験合格にも一役買った。

その後卑屈になりかけた彼に活を入れた後は互いに認め合う仲となり、指示する側に回ることを決める。その際に熱く厳しすぎる点を肩の力を抜いたほうがいいと指摘され、部下が委縮しないように修正した結果、今のように緩くなった。


余談編集

2018年3月、厚生労働省とはたらく細胞とのコラボで、「HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)」 の認知拡大と理解促進を目的とした啓発ポスターが作成されたが、

そのポスターでヘルパーT細胞が「HTLV-1を正しく知ってください。」と呼びかけている。


  • HTLV-1とはT細胞に感染するウイルスで、2016年時点での推定感染者数が82万人、大都市圏でも感染者の拡大が懸念されている。
  • HIVのように性行為や母子感染で感染するが、症状は完全に異なる。生涯発症確率は2~5%と言われるが、一度感染すると生涯感染したままとなり、発症すれば成人T細胞性白血病、HTLV-1関連脊髄症(歩行障害や排尿・排便障害に至る脊髄の炎症)、HTLV-1ぶどう膜炎(眼内の炎症)など、様々な病気を引き起こす。
  • 先述した通りT細胞に感染するので、宣伝には最適の人選と言える。

報道発表「ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)」の啓発活動に 体内細胞擬人化TVアニメ「はたらく細胞」を起用(厚生労働省)


関連タグ編集

白血球 リンパ球 ヘルパーT細胞

はたらく細胞 キラーT細胞(はたらく細胞) 制御性T細胞(はたらく細胞)

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