概要
1875年に、アメリカで女性のプロチーム「ブロンズ Blondes」と「ブルネッツ Brunettes」が誕生。しかしレベルが低く数試合で解散。
その後1890年代に全米で女子野球ブームが起こり、第二次世界大戦下の1943年には全米女子プロ野球リーグ(AAGPBL)が発足し、1954年まで運営された。これを題材にしては1992年に製作されたアメリカ映画『プリティ・リーグ』(原題: A League of Their Own)が公開され、その活動が広く知られることとなった。1994年には40年ぶりに「コロラド・シルバービュレッツ」が結成され、1998年にはプロリーグ(Ladies League Baseball)も復活したが長くは続かず解散。
日本でも1950年にはプロリーグである「日本女子野球連盟」が発足されたがノンプロに移行。
1959年に「日本女子野球協会」が設立されリーグが存続されたものの、1967年を最後にリーグ戦休止、消滅。
2009年に「日本女子プロ野球機構」が発足され、2010年より関西基点で女子プロ野球が日本で復活した。元近鉄バファローズの太田幸司がスーパーバイザーを務めている。
日本女子プロ野球機構
2009年設立。
参加チーム
- 京都フローラ
京都アストドリームス(2010-12)→ウエスト・フローラ(2013・14)が前身。2018年は元オリックス・ブルーウェーブの川口知哉が監督を務めた。
- 愛知ディオーネ
兵庫スイングスマイリーズ(2010-12)→サウス・ディオーネ(2013・14)→兵庫ディオーネ(2015-17)が前身。
- 埼玉アストライア
イースト・アストライア(2013・14)が前身。川端友紀(東京ヤクルトスワローズ所属の川端慎吾の妹)が所属。2018年は元読売ジャイアンツの辻内崇伸が監督を務めた。
- レイア
本拠地:京都府城陽市
大阪ブレイビーハニーズ(2012)→ノース・レイア(2013・14)→東北レイア(2015)が前身で2015年から「育成型チーム」(いわゆるアカデミーチーム)に転換。