笑えよベジータ
わらえよべじーた
『ドラゴンボール』「人造人間(セル)編」のボスキャラクター・セルの代名詞的な台詞。
「ちくしょう……!!!完全体に……完全体になれさえすれば……!!!」
超ベジータとなったベジータはセルのあまりの弱さに失望していた。
そしてあろうことか、強い敵を求めるあまりセルの完全体化に加担し、
それを阻止しようとする身内のトランクスを妨害し、
人造人間18号を吸収させてしまった。ベジータ責任もてよ・・・ピッコロも悟飯も悟空もだけど。
- ピッコロ 最初の町を滅ぼした頃には、神と合体して充分に倒せるくらいだったのに、油断してセルに逃げられる。
- 悟飯 父を上回る力で追い込むが「もっと苦しみを与えてから」と考え、止めを刺さずセルは体を爆弾化させる。
- 悟空 フェアじゃない為仙豆を譲渡・瞬間移動でセルを界王星に連れ去るが、サイヤ人の細胞を持っていたためにより一層強くなった。
・・・みんなしてセルを強くしている気がする。
完全体となり超ベジータを圧倒するパワーを手に入れたセルが、
まったく攻撃が効かず色を失うベジータを前に、
それまでのお返しとばかりに皮肉交じりに言ったのがこの台詞。
「ふっふっふ……超ベジータか…」
「どうしたのだ?さっきまでの勢いは……笑えよベジータ」
これを聞いたベジータは
渾身の必殺技ファイナルフラッシュで大ダメージを与え高笑いするのだが、
ピッコロの再生能力を持つセルには効果はなく、絶句。
ついに万策尽きたベジータは、
セルに精神的にも体力的にも叩きのめされてしまうのだった。
それまで散々笑いものにしてくれた相手に対して、
圧倒的優位に立った時にお使いください。