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坊主憎けりゃ袈裟まで憎いの編集履歴

2018-12-29 19:59:01 バージョン

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い

ぼうずにくけりゃけさまでにくい

その人や物を憎むあまり、それに関わるすべてのものが憎くなることのたとえ。

概要

お坊さんを憎いと思うと、坊さんの着ている袈裟まで憎いと思えるようになることから。

袈裟とは僧侶が左肩から右脇下にかけてまとう衣装のこと。


なお英語にも似たようなことわざがあり「彼の踏む地面まで憎い」を意味するTo hate the ground he treads on.がそれにあたる。


詳細

僧侶が「憎い」対象となっているのは、江戸時代の寺請制度が背景にあるとされている。

「寺請制度」とは江戸幕府が宗教統制の一環として設けた制度のことで、僧侶を通じた民衆管理が法制化され、事実上の幕府の出先機関の役所となった。

そのため本来の宗教活動がおろそかとなり、また汚職の温床にもなったことから、僧侶を憎む人々も多かったといわれる。


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