魔族の王ピサロが、自らに進化の秘宝の力を施して誕生した怪物。戦闘中も進化の秘法を駆使してどんどん変身する。これだけ形態が多いラスボスはそうそういないだろう。しかもそれぞれが別モンスター扱いなのでFC版ではクリフトがザキを使いまくることになり、プレイヤーを別の意味で苦しめた。
各形態について
本当はもっと細かいが、諸事情により3つのグループにした。
第一形態
エスタークの色違いだが、こちらは茶色。後のエスタークに近い。
2回行動可能で通常攻撃は強力、更にはザキの呪文を唱えてくる。
一定のダメージを受けると両腕、そして頭が切り落とされる。
第二形態
頭を切り落とされた第一形態の腹が怪しくうごめきだして、それが顔にり、体色は緑色に。
更に途中から両腕も強靭になって再生し、両足も生え替わる。
この形態でも戦闘能力は高く、高熱ガス等で攻撃してくる。瞑想で回復することも。
最終形態
最後に頭部が出現し、完全体となる。
頭部出現と同時にマホカンタを唱え、呪文を反射する(FCでは、クリフトが「呪文を使うな」でもザキを唱えるので注意しよう)。
2回行動で、しかも激しい炎や冷たく輝く息を使ってくるため厄介極りない。
余談
リメイク版はもとより、FC版でも形態変化時の描写や、攻撃ヒット時の演出とSE、倒されるときの表情変化等、ラスボスだけあって凝った作りとなっている。