株式会社新日暮里中央交通(かぶしきがいしゃしんにっぽりちゅうおうこうつう)は 新日暮里を走るバス会社である。通称:新中バス・新中(しんちゅう)。
塗装一覧
新塗装(2006年~)黄緑色の車体に緑の帯
旧塗装(1984年~2011年)銀色に藍色帯
旧々塗装(1965年~1983年)明るい銀色に藍色帯
都心循環バス色(1985年~2011年)スカイブルー1色
観光バス(1984年~)白塗装に下部スカイブルーorオレンジ
ワンロマ色(1984年~)灰色にスカイブルーの帯
旧ワンロマ色(1963年~1983年)銀色にスカイブルーの帯
ツヨシ交通(1997年~)濃いスカイブルーに青帯
新日暮里中央交通は「いすゞ・日野・三菱ふそう・UDトラックス(ツヨシ自動車)」の4社体制で投入を行っている。都市部では大型4枚折戸車が通り、城ノ内市.池田市には大型短尺バスが通り、井上地方などの輸送力が少ない路線では中型車が使われる。2003年には富士重工のバス製造の操業が終了しており、同時にツヨシ自動車に移管され、絶版品の製造が行われいている。
また1997年にはさらなる輸送力を兼ねて新日暮里駅前から運行する
ツヨシ交通が運行開始され、新日暮里のコミュニティバスとしての機能を持っている。
歴史
1935年 新日暮里~発展場間の 新日暮里バスが運行開始
1937年 10路線に拡大
1941年 ノンゲイ戦争が開戦し、わが社に「路線運航停止命令」が命じられ、多くの車両は戦地に借り出された。
1945年8月10日 終戦となり、残っていた8台は路線運行に復帰
1949年 センターあんたぁーフロアバスの購入を開始
1951年 貸切業務及び観光業務開始
1954年 ノンケ街の日暮里市にも運行開始
1959年 脱ボンネット化が広まる
1961年 ワンマンバス運行開始
1969年 大都市でのワンマン化100%達成
1970年 初の冷房バス(日野RV)を導入(この年から観光用及び貸切バスは全車冷房バスに)
1975年 バス窓から2段冊子窓に変更
1977年 路線バスの冷房車試験的導入
1978年 この年の新車から冷房車を導入
1980年 初のスケルトンバス(日野ブルーリボンRU608)を導入
1981年 路線車にもスケルトン導入(日野ブルーリボン)
1984年 P-代導入直後に塗装を変更(明銀から銀に)
1985年 この年から全車スケルトンバスを導入
1985年 初のノンステップバス試験導入(三菱エアロスターM)
〃 新日暮里市内の循環バス運行開始
1988年 富士重工が発表した富士重工7Eを導入
1994年 初のハイブリットバスを導入(日野ブルーリボンHIMR)
1995年 機械式オートマチック車を試験導入(1999年に全社MT化)
1998年 バス1日乗車券を発行
1997年 本格的ノンステップバスを導入
〃 ツヨシ交通が設立
2006年 尿素バス(日産スペースランナー)を導入
〃 新日暮里営業所にツヨシ交通が加わった。
〃 新塗装化が始まる(黄緑色に緑の帯)
2007年 小杉営業所廃止(ツヨシ交通に売却)
2011年 UDトラックスのバス販売停止
〃 新塗装化完了
乗降方法・及び運賃
前乗り前払いで均一190円での形態。また萃香(suica)
Pasumoは対応済。
営業所一覧
(()の中は、営業所略号)
新日暮里駅営業所(SNP)(℡0721~449~4281)
日暮里営業所(NP)(03~3521~810)
城ノ内営業所(JU)(03~579~8576)
難波営業所(MB)(078~809~721)
池田営業所(IKS)(0493~810~1919)
鎌田営業所(KAM)(0539~450~810)
井上営業所(CAB)(080~888~3519)
那須営業所(NAS)(074~816~528)
ツヨシ交通新日暮里営業所(0721~449~4981)
※斜体文字は、ツヨシ交通と併設している営業所
社番
社番は、SNP4545のように表される。
最初のアルファベット3文字(2文字)は所属営業所略号、番号の上2ケタ(1ケタ)は年代、下2ケタは車体のメーカーを表している。
年代
1975年度以前は割愛させていただきます。
- 旧1500番台 1975年度(今いるのには11500番台に改番されている 例:SNP1525→SNP11525)
- 旧1600番台 1976年度
- 旧1700番台 1977年度
- 旧1800番台 1978年度
- 旧1900番台 1979年度
- 旧2ケタ 1980年度
- 旧100番台 1981年度
- 旧200番台 1982年度
- 旧300番台 1983年度
- 旧400番台 1984年度
- 旧500番台 1985年度
- 旧600番台 1986年度
- 旧700番台 1987年度
- 旧800番台 1988年度
- 旧900番台 1989年度
- 旧1000番台 1990年度
- 旧1100番台 1991年度
- 1200番台 1992年度
- 1300番台 1993年度
- 1400番台 1994年度
- 1500番台 1995年度
- 1600番台 1996年度
- 1700番台 1997年度
- 1800番台 1998年度
- 1900番台 1999年度
- 2ケタ 2000年度
- 100番台 2001年度
- 200番台 2002年度
- 300番台 2003年度
- 400番台 2004年度
- 500番台 2005年度
- 600番台 2006年度
- 700番台 2007年度
- 800番台 2008年度
- 900番台 2009年度
- 1000番台 2010年度
- 1100番台 2011年度
その他
2000番台・3000番台 小型車
4000番台・5000番台 ツヨシ交通車
6000番台・7000番台 食う肛(空港)アクセスのリムジンバス
8000番台 観光バス
9000番台 特定輸送車
メーカー
00~24 日野
25~49 いすゞ
50~74 三菱
75~99 UD
しかし、2001~2009年度は、たくさん車両が投入されたので、社番法則が大きくずれてしまったが、2010年には落ち着いた。
古参車が多く生き残っている訳
まず新日暮里に出かけた方は「どういうことなの?」と言ってしまうことが多いためか、新日暮里中央交通では1975年式のバスが今でも運行しているのが特徴である。これは(有)ツヨシ工業が那須にあり、そこには総合バス修繕所と呼ばれる場所があり、ここでバスの整備などを行っている。またツヨシ工業社員の特徴として「廃車された車などをピカピカに磨いて新たに運用復帰が出来る」ということである。旧型車は完全に動かなくなるまで走行しており、走行距離5万キロを超えたバスは即修繕され、修繕後は新車同前となっている(ちなみにエンジンは交換されていて、古いエンジンを一から作って交換する。1975年式以外の車の車番は修繕された年の新車と同じ上2ケタの番号に改番される)。