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Su-35S(紹介映像)
Su-35S(技術解説)
Su-27の派生型であるSu-27SM2から発展した第4++世代戦闘機(ロシアが第5世代ジェット戦闘機に近い第4.5世代ジェット戦闘機に対して使っている区分)。
初代Su-35との外見上の主な違いはカナード翼と背部エアブレーキの有無。これらはレーダーの軽量化や推力偏向ノズルの採用、CCV技術の向上など、PAK-FAの開発で得られた技術を導入する事で装備しなくても同等以上の能力が得られるようになったため廃止された。この他にも炭素繊維素材や電波吸収材料、HMD等の採用により大幅に強化がなされている。
2018年9月24日には、ロシア空軍のパイロットがInstagramのアカウントに投稿した写真から、Su-35Sに搭載されたIRST(赤外線捜索追尾システム)を用いる事でF-22も捕捉できるという事実が報じられた。National Interestによる記事(外部リンク)
生産型のSu-35SはまずPAK-FAへの繋ぎとしてロシア空軍が採用した。中国など各国への輸出も予定され、輸出型Su-35Kやインドとの共同開発機Su-35NGなどの派生型も計画されている。