「あの時の十円玉が無かったら…それだけは、あなたに感謝するわ…」
概要
アニメ版 ひぐらしのなく頃に解 第15話 祭囃し編
其の二「蠢き」 のED後に流れたワンシーン。
ED後だったため、見逃してしまった視聴者も少なくなかった。
当作の重要なターニングポイント。
「奇跡」と「絶対」の衝突。
解説
数多の世界で繰り返された惨劇は、
ひとりの少年とその仲間たち、多くの村人によって、打ち破られたかのように思われた。
互いを赦し合い、約束し合うことで、疑心暗鬼に打ち勝ち、すべての惨劇を解決できる、魔法の鍵のはずだった…
が、しかし、それではまだ足りなかった。
数百年の奇跡を以ってしても覆せぬ「絶対の運命」。
女神は憂える。
そして再び、先の見えぬ未来に身を委ねる。
もう一度、奇跡が訪れると信じて。
もう二度と、逃げ出さないと誓って。
あなたが、ここの”御社様”(かみさま)ね…
『強い意志は、運命を強固にします。』
「そうよ…。」
『揺るがない信じる心は、どんな運命をも打破るのです。』
「そのとおりよ…」
『僕は漸く解りましたのです。』
『何度繰り返しても決して覆せぬこの運命は、貴方の強固な意志の力故。僕は貴方に負けないッ!教えられましたのです。信じる力が運命を切り拓く、奇跡を起こすと。僕達は、貴方の意志の強さに負けないのですッ!!!!』
「結構、掛かっておいでなさい!どちらの意志(おも)いが強いか見せてやる‼︎私は私の運命を一歩も譲らない‼︎…マヌケな餓鬼め、貴様を神の座から引き摺り降してやるッ!!!!」
(茅蜩達の鳴き声)