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クロヒョウ龍が如く新章の編集履歴

2019-03-14 12:26:56 バージョン

クロヒョウ龍が如く新章

くろひょうりゅうがごとくしんしょう

『クロヒョウ龍が如く新章』はセガ(後のセガゲームス)より2010年9月22日に発売されたPlayStation Portable用ゲームソフト。

概要

キャッチコピーは「 暴力の果てに、誇りはあるのか? 」。

龍が如く』シリーズ通算6作目となった今作では、キャラクター・システムなどが一新された。本作はパッケージ版の他にダウンロード版も発売されたが、どちらもセーブデータの共有は可能。イベントシーンでは、従来のCGムービーではなく、イラストに音声をあてると言う『メタルギアソリッド ポータブル・オプス』にも似た表現方法を採用している。総合監督の名越稔洋は、題材を「暴力」としている。名越は「暴力という言葉は社会的にも嫌われている。しかし、暴力でしか何かを見つけられない存在もいて、納得のいく暴力もあれば、暴力を使う卑怯者もいる。社会から脱落者を都合よく出すような言葉だと思う。その想いを描きたくなった」と語っている。クロヒョウシリーズは『龍が如く見参!』などの外伝作品とは異なり、龍が如く本シリーズと同じ時間軸を共有している作品であるが、ストーリー自体は本シリーズと接点はなく、クロヒョウという独立した作品となっている。


キャストには、モデルの手島優、星あや、中村アン、ボクサーの内山高志など、従来作と同じく著名人を起用している。メインストーリー・脚本は野尻靖之(オフィス・トゥー・ワン所属)が担当。


広範なマルチメディア展開がされており、10月5日から12月21日までTBS・MBS系列火曜深夜枠でテレビドラマが放映された。また、週刊ヤングマガジンでも浅田有皆著作のコミック化がされた。


地下格闘場を軸に展開する物語ではあるが決して閉鎖的な内容ではなく、従来のシリーズ作品同様リアルに再現された街を探索、各所のプレイスポット(容量の制限もあり縮小)やサブイベントを楽しむことが出来る。その他、ミニゲーム方式で行うアルバイトが追加された。


バトル

作の特徴として、喧嘩バトルが従来とは趣の異なった独特のシステムとなっている。主人公や敵の体力ゲージなどの表示は一切表示されず、純粋に戦闘の模様のみが画面に映る方式を採っている。また、画面の大半をキャラクターが占めるなど背景よりもキャラクターを中心とした画面構成になっていたり、隣接した時に2D対戦格闘ゲームのような視点になるなど、1対1の戦いを意識したカメラワークとなっている。


シリーズ初の「スタイル」システムが導入された。スタイルは喧嘩、ボクシング、プロレス、空手など20種類登場する。スタイルよっては、長所・短所、ヒートアクションもそれぞれ異なり、バトルの状況・敵のスタイルによって切り替えることもできる。


ヒートケージは、過去の作品と異なり、数回のバトルで使い回しができず、使用タイミングを見分ける必要がある。ヒートアクションも各スタイル3種類と少なく、従来のヒートアクションというよりは格闘ゲームの超必殺技的な意味合いが強い。ヒート状態は青→黄→赤の順にレベルアップしていき、青と赤は各スタイル固定のヒートアクションだが、黄は地形により技が変化するヒートアクションになっている。


体の怪我のシステムも導入された。「頭」、「胴」、「腕」、「脚」の4つの体位が、ダメージを受けるごとに体位のダメージが蓄積し、動けなくなるなどのデメリットが生じる。


レベルアップで「HP」と「防御力」がアップする。ある場所で所持金と引き換えに「パンチ」、「キック」、「スタミナ」のパラメータを上げることができる。


ストーリー

神室町に1人の少年がいた。少年の名は、「右京龍也」。「力こそがすべて」と信じ、暴力だけで生きていた少年は、高校中退後、神室町でケンカに明け暮れる日々を過ごしていた。


2010年9月。ある雨の日、龍也は中国系の闇金を襲うという大胆不敵な計画を画策する。この計画にあまりに無謀すぎると言い仲間たちが離れる中、彼は単身襲撃を試みる。しかし、そこにいたのは関東ヤクザを仕切る一大組織、東城会の直系九鬼組幹部・戸田直樹だった。


龍也に襲いかかる戸田。だが、龍也は戸田を圧倒。野獣のごとき強さで戸田を叩きのめした。勝利の高笑いをしていた龍也だったが、気がつくと戸田は血を流して息絶えていた。


極道の幹部殺害により、東城会、警察に追われる身となった龍也は、神室町から逃亡しようとするが、九鬼組の組長・九鬼隆太郎に捕まり、とある場所に連れて行かれる。そこは、九鬼組が運営する非合法闘技場「ドラゴンヒート」であった。


九鬼から「ドラゴンヒートで10連勝すれば、戸田殺しを見逃す」という条件を突き付けられた龍也。


それは、自由を奪われた少年の宿命であり、彼に選択の余地はなかった。


ただ勝ち続けること。


己の拳で運命を切り開くために、右京龍也は戦いの舞台に上がる。



登場人物

右京龍也

右京龍也 

cv:高良健吾

『クロヒョウ』シリーズの主人公。18歳。

雨宮泰山

cv:岩城滉一

地下格闘技場『ドラゴンヒート』専属の柔道整復師。42歳。その正体は…

工藤沙紀

cv:波瑠

雨宮の弟子で、柔道整復師補佐。18歳。

九鬼隆太郎

cv:黒沢年雄

東城会直系九鬼組組長。地下格闘場「ドラゴンヒート」の主催者。

日向翔

cv:前田剛

ドラゴンヒートの至宝」の異名を持つドラゴンヒートのファイター。龍也のライバルであり、彼の生き方に強い影響を与える兄の様な存在でもある。

悠木万寿美

cv:チョー

龍也が通っていた神室東高校の教師。漫画版での最後の敵。


関連タグ

龍が如く

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