概要
頑駄無軍団では一、二を争うほどの腕前の持ち主で誰よりも強き武者でありたいという志を持っている。
が、「強き武者でありたい」という願いが強すぎる故に戦い方や刀に殺気が宿っているため軍団の仲間達からも危険視されていた。
頑駄無軍団の隊長となれなかった事からそれが拍車をかけていき、ついには頑駄無軍団の秘宝である銀狼剣と銀(しろがね)の楯を持ち出すのだが、雷に打たれて何処かへ消えてしまった・・・
その後、事の顛末を知った将頑駄無によって破門扱いにされ、本来八人衆になるはずだった頑駄無軍団の精鋭部隊は一人欠けた武者七人衆として編成される事になる。
……が、そのために闇皇帝との決戦において光の奥義「八紘の陣」を使用する事が出来ず、大将軍が命を捨てて相討ちに持ち込まざるを得なくなってしまう。
一応、彼の肩を持つとするなら彼以外の頑駄無軍団は親の代から皆知り合いでありその中で彼だけが唯一特別な出自を持たなかった事による疎外感があったと言える(強さにこだわったのもそれが理由と言える)。
また、同僚である武者斎胡頑駄無が元は山賊の頭領であった事も原因と思われる。
いくら親の代からの付き合いとはいえ悪事を働いていた者が参入し皆と同じ扱いを受けるというのは彼にとっては理解できなかったのかもしれない。
武者烈伝・零にて
ある姿で自身の遠い子孫「武者鋭駆主」と戦う。それは、かつての自分と同じ過ちを犯させないためにこの名で名乗り、対峙した。(その中で魔法「ムービガン」を発動させた) 戦いに決着が着くと邪悪なものから守る<白銀の鎧>を授けると、一条の光となって空へと去った
なお、真悪参は自身の行いで大将軍を殺してしまった事を後悔していた(と思われていた)がある作品で自分が嫉妬していた武者頑駄無から「再び会う事が出来て嬉しい」と言われた事でようやく救われる事となった。
立体物
BB戦士No119「頑駄無真駆参」に真悪参の鎧が付属しているので、着せ替えることで再現可能。
更に、銀狼剣と銀の盾も付属し 参叉の槍、目牙光銃(メガビームガン)が収録されており
目牙光銃を背部に装着した【目牙光銃爆走四脚体型(ブラスターケンタウロス)】となる。
また、BB戦士No43「ナイトガンダム」やBB戦士No72「バーサルナイトガンダム」の鎧や三種の神器を始めとした武器も装備が可能。
BB戦士No403・「LGBB・真駆参大将軍」に鎧と参叉の槍が付属しているためLGBBでも外見だけは再現可能だが、銀狼剣と銀の楯は付属しない。が、BB戦士No404・「LGBB・武者頑駄無真悪参」として商品化が発表。銀狼剣と銀の楯も付属、真駆参大将軍のと微妙に造型が異なるとされている。
立体物に関する余談
『ガンダムビルドファイターズ』の後日談にして『ガンダムビルドファイターズトライ』の前日談である『GMの逆襲』にLGBBの真悪参が銀狼剣と銀の楯と共に一足早く登場。
ガンプラマフィアの紅一点・ネネネが使用し、ヤサカ・マオのガンダムX十魔王相手に終始優位に立って戦っていたものの、逆転負けを喫した。