佐伯日菜子
さえきひなこ
ヴィヴィアン所属の日本の女優。
概要
ファッション雑誌『Olive』の専属モデルとして芸能界に入り、1994年に金子修介監督作である映画『毎日が夏休み』の主演として女優デビュー。その年に日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめとしたいくつもの新人賞を受賞した。
その後、ホラーやサスペンスに数多く出演し、メイン画像の『エコエコアザラク3』の黒井ミサ役や、『らせん』の山村貞子役などで注目される。
しかし、Jホラー作品へのオファーが殺到したことから、自身の顔が怖いのではないのかと悩んだこともあったが、香港のファンから熱狂的に受け入れられたことから自分らしさについて自己肯定ができたといわれる。
2002年に当時横浜F・マリノスに在籍していた奥大介と結婚(後に離婚)。
育児などのため映画やドラマ出演は一時期少なくなったが2014年から女優業に復帰することとなり、かつてのような怖かったり勇ましい役だけではなく、新境地としてコメディエンヌとしての演技を披露している。
押井守監督には甲冑が似合う女優として選ばれており、2007年に『真・女立喰師列伝』の一編「ケンタッキーの日菜子」の主役カーネルとして竹田団吾デザインの紅いバトルスーツを着用し出演。
さらに2009年の長編『アサルトガールズ』、2017年にはカトゥーンネットワークの短編ドラマ『スナクジラと私』に同役として出演している。