概要
初登場はコミックス15巻収録の「入れかえロープ」。2人の心と身体を入れ替える道具であり、ロープの両端にそれぞれ一人ずつ持たせると入れ替える事ができる。
劇中では、元々おてんば気質のあったしずかちゃんが外で気兼ねなく遊べるようのび太の体を借りたり(「男女入れかえ物語」)、スネ夫に取られた無敵砲台を取り返すためにスネ夫の体を奪ったり(「スネ夫の無敵砲台」)、昔を懐かしむ中年のび太が現代のび太の体を借りたり(「45年後…」)するなど、使用する機会が多いひみつ道具の一つとなっている。
同様の効果を持つひみつ道具として「トッカエ・バー」「身がわりバー」「いれかえミラー(のぶドラオリジナル)」「入れかわリング(同左)」がある。
中の人について
所詮「入れ替わり」シチュエーションをもたらす道具だが、大半の他作品は中の人はそのままで入れ替わり対象のキャラを演じる事が多かったが、分かりやすさを重視してかこちらは中の人も入れ替わり(大原めぐみ氏が演じる源静香、と言った具合に)、上記した同効果のひみつ道具にもそういった描写が見られた。
なお、他の人が声の不自然さ(女声を出すのび太)に違和感を持つ事は、原作はおろか上記の処置のあるアニメ版でも存在していない。
唯一、わさドラ版オリジナル回である「ドラえもんの長い1日」では声優が変わっておらず、「声はそのままに悪役を演じるドラえもん」と言う構図が見られた。