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デンジャ

でんじゃ

2009年9月11日のドラえもんの誕生日スペシャル『ドラえもんの長い一日』に登場する大型ロボットのゲストキャラクター。
目次 [非表示]

概要編集

CV:玄田哲章 水田わさび(ドラえもんの姿時)


泣けるで、ドラえもん!

※上記のイラストはドラえもんの姿になったデンジャ。


22世紀の未来の町で指名手配されている赤い大柄の犯罪者ロボット。

劇中で掲載された記事を見るだけでも被害総額6億円にも及ぶ宝石強盗、美術館の破壊行為、リゾート船でのミサイル乱射、兵器工場の襲撃と、洒落にならないレベルの犯罪行為を繰り返している事が分かる。


一人称は俺、もしくはデンジャ様。

元々は人間のパートナーがいたが、捨てられた過去を持つ。

性格は粗暴で口が悪く、のび太の部屋を「カビ臭い」、のび太本人のことを「アホっぽい」などと言う。

一方で、機械の扱いに長けていて運動神経がよく、中でも武器の扱いとパワーと野球には自信がある(詳しくは後述)。

だが生物に危害を加えることに忌避感があることから、根っからの悪者ではない模様。


名前の由来は英語で「危険」を意味する「danger(デンジャー)」「dangerous(デンジャラス)」から。

作中編集

22世紀編集

物語序盤編集

「そいつは悪かったなぁ……すぐに終わらせる」


銀行強盗を犯した後、車で逃走している最中に仔犬を見つけて、犬を撥ねないように避けた反動でが転倒した上に爆発故障してしまい、音声機能が破損して『が行』しか喋れなくなってしまう。おまけに気絶してしまい、ドラえもんが定期健診を受けている病院(病院嫌いなドラえもんはこの際入れかえロープドラミを身代わりにして検診を受けさせようとしたが、結局失敗してしまい強制的に受けることになってしまう)に転送される。


病院編集

気を失ったデンジャは手錠を駆けられて、ドラえもんが検診を受けている場所と同じ病室に部屋に運ばれる。しかし医者は警察官のケーブ(CV:大塚芳忠)達と話をするため、看護婦ロボットは機材を調達するために一旦病室を離れてしまう。この際にデンジャは意識を取り戻し、検診の際に(暴れたり騒いだりしないように)拘束された上に眠らされたドラえもんの四次元ポケットからはみ出していた入れかえロープに気付く。指の中からワイヤー状の手を出してそれを利用し、医者達がいない隙にドラえもんと心と体を入れ替える。

その後に再度気絶してしまい、意識を取り戻す(この時に元のドラえもんの体に異常はなかった)とデータを貰い、ドラえもんになりすましてまんまと病院から脱走する。

その際にドラミからのび太とプレミアムドラ焼きの一件で大喧嘩してしまったことを聞き、ドラえもんのタイムマシンに搭乗して現代ののび太の家に向かう。

ここからは水田わさびによるデンジャの演技は必見である。


21世紀編集

のび太の部屋編集

「ま、不味ぃ……!お、俺は甘ぇモンが大嫌いなんだぜ……!」


のび太の部屋を初めて訪れた時は、「カビ臭い」と言ったが次第に馴染む。そこでのび太(データより間抜けと呟く)と出会い、のび太から(プレミアムドラ焼きを台無しにしたお詫びである普通の)ドラ焼きを貰うが、甘い物嫌いであったため1つしか食べられなかった。


1回戦編集

その後、ジャイアンスネ夫にのび太と共に野球に誘われて、彼を連れて川原に向かう。試合や試合終了後にのび太に野球を教える際、久しぶりに人間と過ごした時間を満喫する。


一方、病院でデンジャ(気を失っている間に武器を取られた)と入れ替わり、事態や事情を知ったデンジャの身体の本物のドラえもんは、逆立ちして別のロボットの振りをしながら病院を脱走する。様々なトラブル(溝で苦手の鼠に会ったり、ドラミやセワシにデンジャだと思われて驚かれたり(この時、ドラえもんだという証明の為に『踊れ・どれ・ドラ ドラえもん音頭』を歌うシーンがあり、玄田氏による歌は必見)、警察の襲撃に遭ったり等)に遭いながら、ゴミ捨て場に辿り着く。そこで偶然タイムベルトを見つける。修理しても作動しなかったものの、現場に駆け付けたケーブ達の放った電撃のおかげで何とか作動及びタイムスリップに成功し、21世紀の川原で自分と入れ替わったデンジャと対決する。

しかし、事情を知らないのび太の手助けで自分(デンジャ)は難を逃れる。


夕方編集

夕方、空気砲の改造をしながらかつての自分(デンジャ)がしてきたことをのび太に話す。「スクラップになればいい」と自嘲する彼だがそれでものび太は自分を庇い、憐れみの感情を向けられたことで自身は戸惑いを覚える。

その後はドラえもんの体で誕生日を祝ってもらい、押入れで寝ることになったが、その夜はなかなか寝付けなかった。


2回戦~結末編集

そして深夜のある時間、デンジャ(ドラえもん)はのび太を学校の裏山に連れて、21世紀に帰る際にゴミ捨て場で見つけた赤いビー玉をのび太に与える。のび太はドラえもんの鼻、あるいはデンジャの瞳にも似たそのビー玉を貰い、自らが粘土で作ったドラえもんの人形のパーツにして完成させることが出来た。


一方、ドラえもん(デンジャ)はのび太がいなくなった後にドラミやケーブの通信を受けて、救援を求めて裏山で再戦を繰り広げる。3丁の空気砲を連結した武器で自身(ドラえもん)を追い詰めるが、後に倒れた巨木を槍投げのように投げつけられる。それを撃ち落とそうするが、その際に空気砲が故障してしまう(おそらく無茶な改造をした為だと思われる)。

やがてドラミやケーブ達が駆けつけたためデンジャ(ドラえもん)はピンチに立たされるが、ドラえもん(自身)はビー玉のことでドラえもんとデンジャが入れ替わったことに気付いたのび太の友情に負けを認め、「聞けー!犯人は俺だ!俺がデンジャだー!!」と叫び自首をする。

そして、ドラえもんに今までのことを「悪かったな…お前が羨ましいぜ。」と謝罪し、最高の親友を持つ彼を羨ましく思いながら体を返し、お互い元の体に戻った。


その後、のび太から野球を教えてもらったお礼の言葉を聞き、連行される際に彼の優しさに滝のような涙を流しながら、警察と共に22世紀へと去る。

ドラミ曰く、その後は更生すれば普通の暮らしに戻れる模様。


関連タグ編集

ドラえもん のび太 入れかえロープ

光落ち 犯罪者 悪役

P-BotD:LIVE…体形や配色が似ている。

フェイス・オフ…1997年に公開された映画。ストーリーにいくつか類似点が見られる。構想の時点では未来の世界を舞台にしており、主演はシルベスター・スタローン氏とアーノルド・シュワルツェネッガー氏の予定であった。そしてデンジャを演じる玄田氏は双方の吹き替えをされている。またケーブを演じる大塚芳忠氏もフジテレビ版でニコラス・ケイジ氏の吹き替えを担当していた。

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