明「行くぞ!シャドータウンには管理人がいる!気をつけろ!」
概要
シャドーラインに所属する特殊な地位の怪人たち。全員がチェスの駒がモチーフとなっている。
自ら闇を生み出す能力はおそらく持ち合わせていないが、各々支配に特化した特殊な「管理能力」を持ち、シャドーラインによって完全に闇に飲まれた町・シャドータウンを警備する任務をモルク侯爵に与えられている。
闇形式は職用車(鉄道会社が自社業務のために用いる電車)に付けられる「ヤ」を含んだ「モヤ○○-×」で統一されている。
城の番人ポーンは厳密には管理人ではないが、容姿や護衛目的で行動している点が共通しているため、当項目で紹介する。
管理人ルーク
cv.神奈延年
「業務連絡ー、レインボーラインの者を発見」
登場回:第24駅「分岐点を越えて」
闇形式:モヤ609-24
闇装備:ルーク系チャリオット
管理能力:業務連絡と管理力
作戦運行:シャドータウンを解放せんとするトッキュウジャーの排除
管理闇駅名:動ヶ無イ
シャドー怪人蘊蓄:自身の頭はお城の城壁のように硬い
自身が常駐するシャドータウンおよび動ヶ無イ駅の警護を担当するルーク駒系管理人。(イラスト左から二番目)
クローズを完全統率する綿密な業務連絡や、隙のない管理能力によってタウンを支配している。
先端から闇砲弾を大砲のように発射することも可能な、防衛に適した巨大棍棒「ルーク系チャリオット」で武装している。また、巨大化後はチャリオット先端の監視塔の部分からクローズ軍団を召喚・吸収することで短時間ながら巨大化後からさらに3~4倍に大きくなれる。
管理人ビショップ
cv.桐本琢也
『侵入者発見!侵入者発見!』
『直ちに排除!直ちに排除!』「了解ィィ!このビショップが排除する!」
登場回:第27駅「新たな力を」
闇形式:モヤ14422-27
闇装備:ビショップ系エレファント
管理能力:一人二役の管理力
作戦運行:シャドータウンを解放せんとするトッキュウジャーの排除
管理闇駅名:差迷井
シャドー怪人蘊蓄:自身の肩はゾウのような怪力を生み出せる
自身が常駐するシャドータウンおよび差迷井駅の警護を担当するビショップ駒系管理人。(イラスト中央)
甲高い声で警戒アナウンスを発し、それに自らが低い声で応答・確認する一人二役の管理能力によってタウンを支配している。
先端からバズソーを発射する、攻撃に適した巨大棍棒「ルーク系チャリオット」で武装している。また、ボディをコマ状に高速回転させ、全方位にビームを撒き散らす攻撃もできる。
管理人ナイト
cv.阪口大助
「早速ですが貴方たちを排除させていただきます。このジャスタウェイの力でね、ヒヒ~ン!」
登場回:第37駅「理不尽クイズ」
闇形式:モヤ7110-37
闇装備:ナイト系ジャスタウェイ
管理能力:ジャスタウェイに跨っての高速移動
作戦運行:シャドータウンを解放せんとするトッキュウジャーの排除
管理闇駅名:あちこち町
シャドー怪人蘊蓄:自身のナイト系ジャスタウェイは広い世界へ羽ばたいていった
自身が常駐するシャドータウンおよびあちこち町駅の警護を担当するナイト駒系管理人。(イラスト右から2番目)
高速移動による戦闘を得意とし、敵を寄せ付けない管理能力によってタウンを支配している。また、タウン内ではトッキュウジャーの変身解除を狙って時間稼ぎに奔走するなど、知略家でもある。
馬頭のある長柄の戦斧「ナイト系ジャスタウェイ」で武装しており、これに跨ることで前述の超スピードによる動きを可能としている。
その名前から、初めて対面したトッキュウジャーからは「ライト」と名前を聞き違えられた。また、ジャスタウェイはナイト以外からも気に入られており、カグラからは「なんかカワイイ」「ファンになっちゃいそう」、明はジャスタウェイを見て本物の馬を連想し、撫でたりジャスタウェイが牧場で暮らす妄想を広げたりしていた。
城の番人ポーン
cv.クレジットなし
「ポーン!」
登場回:第44駅「昴ヶ浜へ」
闇形式:モテ400-44
闇装備:ポーン系フレイル
作戦運行:キャッスルターミナルの警護及びトッキュウジャーの排除
シャドー怪人蘊蓄:自身の鉄球は闇の塊だから丸い
キャッスルターミナルの警護を担当するポーン駒系番人。(イラスト一番右/左)
かなりの実力者らしく、グリッタ嬢も警戒していた。また、最初から巨大な姿で登場した。
ターミナルに近づく敵を見とめるや否や、地の底から響くような声で「ポーン!」と即座に出撃して最前線で最強の防衛能力を発揮し、本拠地を護る。
攻防一体のチェーン付鉄球「ポーン系フレイル」で武装しており、スパイク状の柄での接戦や鉄球を回転させての光線の反射等を駆使して戦う。
闇形式に用いられる「テ」は展望車を意味する。
余談
スーツは前回登場した管理人のものが改造されて使用されており、つまり元をたどれば全てルークの流用といえる。
デザイン担当の篠原保氏曰く、「シャドーラインに支配された駅」というイメージからチェスの「キャスリング(入城)」を連想し、それに用いられるルークの駒をモチーフにした『上級クローズ』というコンセプトでルークをデザインし、そこから他の管理人もチェスモチーフになったとのこと。
しかし、ルーク以外も出たことでキャスリングの意味がなくなったということも同時に述べている。