概要
『親愛なるヘンリーへ・・・』
古い仲間から届いた、1通の手紙を受け取り、
主人公「ヘンリー・スタイン」は、かつて働いた・・・荒れ果てたアニメスタジオを30年ぶりに訪れる。
だが、かつてヘンリーが働いたアニメスタジオには、おぞましい恐怖が巣食っていた・・・!
「Bendy and the ink machine」とは、theMeatly氏とMike Mood氏を中心人物として株式会社ジョーイ・ドリュー・スタジオ(Joey Drew Studio)が制作した一人称視点の3Dホラーゲーム。
キャラクターデザインをはじめ、全体的に1920年代後半から1930年代頃に制作された、
白黒アニメーション映画をモチーフとするビジュアルが特徴的なホラーゲームだ。
物語は「チャプター」で分かれており、2018年10月26日にて、全5チャプターすべてが公開された。この際に新たに日本語字幕が選べるようになったが、エキサイト翻訳のような直訳状態なので雰囲気を重視したい人は注意した方がいいかもしれない。
現在はスマホ版も配信されている。また、海外限定だがSwitch、PS4、XBOXでも配信された。
カートゥーンキャラクター
ベンディ(Bendy)
ジョーイ・ドリュー・スタジオで製作されていたカートゥーンアニメの主人公。
悪魔をモチーフとしたキャラクター。三日月型の、首から少し浮かんだ頭、可愛らしい笑顔、真っ黒な肌の小柄な体躯が特徴的。尻尾は無い。手の指は各三本。ミッキーマウスのものに似た白い手袋、白いボウタイ、黒い靴を着用している。
狼のボリス(Boris the Wolf)
狼をモチーフにしたキャラクター。のんびり屋のマイペースで食いしん坊。人間に近い等身と体格の獣人。尻尾は無く、肌の色は黒で、手の指は各四本。白い手袋、白いオーバーオール、黒い靴を着用している。
アリス・エンジェル(Alice Angel)
ベンディとは対照的に天使をモチーフにしたキャラクター。人間の女性に近いデザインで、白い肌と羊の様な二本の角、右目の下にある泣き黒子、頭上に浮かぶ天使の輪が特徴的。手の指は各四本。黒いワンピースドレスと黒い靴を着用している。髪は黒のブロンド。胸と腰の後ろに白いリボンを着けている
ザ・屠殺集団(The Butcher Gang)
(左側の3人組)
英語読みでは「ザ・ブッチャーギャング」。ギャングのような風貌のチャーリー(Charley)、海賊のような風貌のバーリー(Barley)、害虫のような風貌のエドガー(Edgar)からなる3人組の悪役キャラクター。
メインキャラクター
作中で直接登場するキャラクター達。
ヘンリー・スタイン(Henry Stein)
声:theMeatly
プレイヤーの分身となる本作の主人公。
以前はアニメーター兼キャラクターデザイナーとして、友人のジョーイと共にジョーイ・ドリュー・スタジオで働いていた。
1930年に辞職し、しばらくアニメスタジオから離れていたが、ジョーイからの手紙で30年ぶりにスタジオを訪れる事になる。
しかし、そこでヘンリーを待ち受けていたのはインクによって変わり果てたスタジオと、想像を絶する恐怖だった・・・。
本作は一人称視点のゲームであるため、容貌は不明。鏡に姿が写らない。
穏やかな物腰だが、皮肉屋でもある。また、些細なことにもリアクションするため、台詞は多い。
かなりの歳のはずなのに声質が異様に若い。
あらゆる鈍器や刃物を武器として使いこなし、トミーガンまで容易く扱える。
死亡するとベンディ像の近くからリスポーンするが、その際、明らかに人間が通れないような狭い配管からインクと共に飛び出す形で復活する。また、その際に状況がリセット(チェックポイントからやり直し)されておらず、明確に「死んで生き返った」ことが描写されている。つまり、実質的には不死身の存在といえる。
サミーの台詞やゲームオーバー後にリスポーンする様子から彼もまたインクの怪物、それもベンディに似た姿になっていることが示唆されている。また、ダメージを受けると傷口からインクが出る。
また、何度もタイムリープしていることが示唆されている。
終盤に見ることができるジョーイの絵コンテでは後述する「迷い人」と酷似したインクの身体をもつ人間として描写されている。
ジョーイ・ドリュー(Joey Drew)
声:David Eddings
かつてヘンリーと共に働いていたアニメスタジオ「ジョーイ・ドリュー・スタジオ」の代表者。
現在は老年の白人男性。
ヘンリーがアニメスタジオを訪れるきっかけとなった人物だが、なぜかなかなか姿を現さない。
経営者として多少問題があった人物らしく、探索で聴けるラジオでは同業者からかなり不満を募らせていたのが伺える。
スタジオに設置された謎の機械「インクマシン」は、どうやら彼が設置した物らしい。
最終盤にようやく姿をみせるが、当然ながら老人となっており、生活には車椅子を必要としていることが示唆されている。
本作の黒幕。また、最後に訪れることになる彼の部屋には、今までヘンリーの身に起きたことが絵コンテとして描かれており、ヘンリーの行動さえ彼の手の内であるのかもしれない。
インクベンディ(Ink Bendy)
別名「インクの悪魔」。インクマシンの力によって具現化したベンディ…と思いきや、実際にはジョーイがベンディを元に新規にデザインした怪物がそのままの姿で具現化した存在。その姿は真っ黒なインクでできた身体のヒューマノイド。
黒幕のジョーイ・ドリュー自身がインクマシンの力でインクと融合し、生み出された存在であることが示唆されている。
三日月型の頭部や手書きの様な笑顔、白いボウタイと手袋など、ベンディの面影はあるものの、成人男性の様な等身や体格で非常に不気味。目がインクで隠れており、靴は履いていない。左手は右手よりも大きく、四本指。一方の右手は小さく、手袋を着けていないが人間のような五本指となっている。
不死身かつ神出鬼没で、作中で最強の存在。
彼が出現したエリアは一瞬でインクで汚染されてしまう。
ヘンリーのみならずサミーらインクの怪物達にとっても恐ろしい存在であり、サーチャーや屠殺集団などの並の怪物はインクベンディが近くに出現するだけで死に絶えてしまう。
全編を通してヘンリーの前に立ち塞がるが、サミーや映写技師といった異形の存在にも見境無く殺意を向ける。
また、アリス、アリソン、ボリス、トムら主要なキャラクターとも敵対している一方で、サミー率いるカルト集団からは信仰の対象とされている。
インクマシンの内部にある玉座を住処としており、ベンディが主人公のアニメの最終回が収録されたフィルムリールを大切に保管している。
最後は玉座に侵入してきたヘンリーを始末するため、カートゥーンの面影を完全に消し、上半身を著しく肥大化させた「ビーストベンディ(Beast Bendy)」と呼ばれる形態に変身し、ヘンリーと対峙する。
サミー・ローレンス(Sammy Lawrence)
声:Aaron Landon
かつてジョーイ・ドリュー・スタジオで作曲を担当していた男性。
自分しか場所を知らない「聖域」があったり、他の従業員と一緒に働くのを嫌がったり、自分専用の部屋まであったりとやけに孤独を好む性格をしている。
インクマシンの力によりインクと融合し、身体が真っ黒なヒューマノイドと化してしまった。ヘンリーがスタジオにやって来た時点でインクベンディを「インクの悪魔」と呼び崇拝するカルトの教祖となっており、後述するサーチャーや迷い人達は彼の手下(信徒)である。
サスペンダー付きの白いズボンを着て、ベンディの面で眼球や鼻がない素顔を隠し、ハチェットを持ち歩く。
ヘンリーをインクベンディの生贄に捧げるために手下のサーチャー達をけしかけたり、直接殴って気絶させたりして捕らえるが、自ら呼び出したインクベンディに襲撃されてしまった。
なんとか生き延びてサーチャーや迷い人達の集落に逃げ込むが、崇拝していたインクベンディに殺されかけたことで狂乱状態となってしまい、後にやって来たヘンリーに八つ当たり同然に襲い掛かる。
最後はヘンリーを追い詰めるが、背後から忍び寄っていたトムにハチェットを頭に叩き込まれ死亡した。
ノーマン・ポーク(Norman Polk)
声:theMeatly
かつてジョーイ・ドリュー・スタジオで映写技師を担当していた男性。サミーやジョーイを不審に思っていたが、自身もスタジオ内のトラブルメーカーとして同僚達から煙たがられていた。会社の暗部に興味を抱いていた模様。
映写技師(The Projectionist)
英語読みでは「ザ・プロジェクショニスト」。ノーマン・ポークがインクマシンの力でインクと融合し、異形化した存在。頭部が白い映写機になっているヒューマノイド。頭部を除き全身が真っ黒なインクでできており、肩にフィルムリールが着いている。手の指の数は各五本で、黒い厚底ブーツを履いている。
普段はゆっくりと徘徊しているが、侵入者を発見すると素早く走り寄って殴り掛かる。
耐久力と攻撃力は非常に高く、戦わないのが得策だが倒すこともできる。ただし、その際は作中の設定上では気絶しただけであり、とどめは刺せない。
二度に渡ってヘンリーの前に立ち塞がる。
最後はヘンリーを追い詰めるがインクベンディに横槍を入れられ、必死に抵抗するも頭部をもぎ取られて死亡した。
ジャック・フェイン(Jack Fain)
声:Bookpast
かつてジョーイ・ドリュー・スタジオで作詞を担当していた男性。地下にバリケードを張り、隠れ家にしていた模様。
スウォーレン・ジャック(Swollen Jack)
ジャック・フェインがインクマシンの力でスウォーレン・サーチャーに似た異形と化した姿。
帽子を被り、バルブを持ち歩く。
臆病な性格で、ヘンリーから逃げ回る。手にしたバルブはキーアイテムであるため、必ず倒さなくてはならないが、近付くと逃げ回るため、仕掛けを利用して倒す必要がある。
ヘンリーに対し敵対的ではなかったため、仕掛けで彼を殺す際、ヘンリーは謝辞を述べている。
狼のボリス(Boris the Wolf)
インクマシンの力によって具現化したボリス。元になった人間は不明。インクベンディと違い、アニメでの姿そっくりな外見で実体化した。全く同じ外見の者が無数に存在しているが、その殆どがアリス・エンジェルに虐殺され、ヘンリーがスタジオにやって来た時点で生き延びていたのは僅か二体であった。
その内の一体は臆病な性格でセーフハウスに隠れていたが、インクベンディから逃げ延びたヘンリーと遭遇し、彼を匿った。その後、ヘンリーとカードで遊んだりして親交を深め、ヘンリーにベーコンスープを振る舞われた後、行動を共にすることとなる。
臆病な性格であるため闘えないが、ダクトを通ってドアの開閉装置を作動させたり、ヘンリーの武器になりそうな鉄パイプを調達したりと活躍する。
しかし、最後はアリス・エンジェルに捕まって殺された上、異形の怪物「野獣ボリス(Brute Boris)」に改造されてヘンリーと対峙する。
トマス/トム・コナー(Thomas "Tom" Conner)
声:Mike Mood
愛称はトム(Tom)もしくはトミー(Tommy)。ゲント社(GENT)からジョーイ・ドリュー・スタジオに派遣された修理工。現在はアリソンの夫。
スタジオの設備の修理や改修、ベンディを模したアニマトロニクスの開発等を行っていた。ジョーイには不満を募らせていた。
インクマシンの開発者である。
トム(Tom)
生き延びていたボリスの内の一体。トマス・コナーがインクマシンの力でインクと融合しボリスの姿になった存在。愛称はトム。
左腕が欠損しており、ベンディを模したアニマトロニクスの腕を義手として装着している。人間だった頃に妻だったアリソンと行動を共にする。
鉄パイプやハチェットを持ち歩き、威圧的な性格をしている。
インクベンディやアリス・エンジェル、サミー率いるカルト集団とは敵対している。
アリス・エンジェルに襲われたヘンリーをアリソンと共に救うが、隠れ家に彼を監禁する。
ヘンリーを危険視しており、インクベンディが襲撃しに来たときはアリソンに彼を見捨てるよう促した。しかし、後にヘンリーがサミーに殺されかけている場面に遭遇し、サミーを殺してヘンリーの命を救った。
スージー・キャンベル(Susie Campbell)
声:Alanna Linayre
アリス・エンジェルの声優を担当していた女性。ジョーイに気に入られ、サミーからもお世辞を言われていたようだが、何故か突然アリス役を降板させられた。
アリス・エンジェル(Alice Angel)
スージー・キャンベルがインクマシンの力でインクと融合し、アリス・エンジェルの姿となった存在。
元となった人間に近い姿となったが、その一方で天使の輪は頭にめり込み、顔の半分は中途半端にカートゥーンの名残が残っており、更にその部分が殺意に満ちた恐ろしい表情となっている。他にも、アニメでのアリスと違い、手足も黒一色で指の数は人間と同じく各五本。髪型はブロンド。
また、反社会的な精神病質者でもあり、自らを完全な存在にするために必要とされている心臓を手に入れる為、同族であるはずのボリスやザ・屠殺集団を全く躊躇せず大量虐殺している。
なお、スージーだった頃の記憶は朧気にあるようで、サミーにお世辞を言われたことを覚えている模様。
サミーとは別のベクトルの狂人である。
その残虐さ故か仲間は一人もおらず、インクベンディをはじめ作中に登場するほぼ全てのキャラクターと敵対している。
ヘンリーと行動を共にしていたボリスを捕まえ、殺した上でフランケンシュタインの怪物の様な異形に改造してヘンリーにけしかけるなど、暴虐の限りを尽くすが、最後はヘンリーに襲いかかろうとするも、アリソンに背後からマチェーテで胸を貫かれ死亡した。
アリソン・エンジェル(Alison Angel)
声:Lauren Synger
もう一人のアリス・エンジェル。アリスの二代目声優であった女性アリソン・コナー(Alison Conner)がインクマシンの力でアリス・エンジェルの姿となった存在。スージーと違い、天使の輪は不可視な上にカートゥーンキャラクターらしさがあまり無い。手足も黒一色で、指の数は各五本。ブーツを履いている。髪型はポニーテールで、カチューシャを着けている。また、腰の後ろのリボンを着けていない代わりに工具を入れたポシェットを提げている。
トムと行動を共にし、マチェーテを持ち歩く。
ヘンリーからは見た目の通りアリスと呼ばれるが、人間だった頃の記憶を失っている模様。
インクベンディやアリス・エンジェル、サミー率いるサーチャーや迷い人の集団とは敵対している。
ヘンリーに襲い掛かったアリス・エンジェルを背後から刺殺し、トムと共にヘンリーを隠れ家に監禁する。
その後、隠れ家にインクベンディがやって来た際、トムに促されてヘンリーを見捨ててしまうが、後に合流し、行動を共にする。
因みに、人間だった頃はトムの妻で旧姓はペンドル(Pendle)。
バートルン/バーティ・ピードモント(Bertrum "Bertie" Piedmont)
声:Joe J.Thomas
ジョーイ・ドリュー・スタジオのテーマパーク「ベンディ・ランド(Bendy Land)」のアトラクションの設計を担当していた男性。ジョーイが自分の功績を私物化しようとしたため不満を募らせていた。ジョーイからは親しみを込めてバーティと呼ばれていたが、呼ばれた当人は気に入らなかった模様。
インクマシンの力でアトラクションの一種であるオクトパスライドのような形態の巨大な怪物と化し、その場からは動けない。
中央の柱の中に彼の巨大な顔がある。
テーマパークを模した空間で突然ヘンリーに襲いかかる。
雑魚キャラクター
複数体存在する、所謂「雑魚敵」。
サーチャー
インクマシンによって生み出された、人間の上半身のような形態の怪物。丸い鼻と顎が外れたかのように大きく開いた口が特徴的。如何なる武器でも一撃で倒せるが、無数に登場する。
知性もあり、帽子を被る等の人間くさい側面もある。
巨大で耐久力が高いサーチャーボスや、帽子を被った逃げ続ける個体、ヘルメットを被った耐久力が高い個体など、バリエーション豊か。近くにインクベンディが出現すると死に絶える。
実は大半がサミーの手下(信徒)であり、ヘンリーを襲う理由は恐らく生け贄としてインクベンディに捧げるため。
つまり、自我や理性は存在している。
マイナー・サーチャー
ライト付きヘルメットを被った、耐久力が高いサーチャー。動きは緩慢。
スウォーレン・サーチャー
死ぬとキーアイテムをドロップする、身体が膨れ上がったサーチャー。臆病で、近づくと逃げてしまう。
サーチャーミニボス
耐久力・攻撃力が少し高いサーチャー。俊敏さも増している。隠しボスで、条件を満たすと12体出現する。
迷い人(Lost One)
英語読みでは「ロストワン」。サミーに似たインクの身体のヒューマノイド。光る目を持ち、武器を扱ったり言葉を発したりできるなど、知性がある。
大半がサミーの信徒であり、インクベンディを崇拝している。当初は中立の立場だったが、リーダー(教祖)であるサミーの死を機に暴徒化する。
サミーや、ジョーイの絵コンテに描かれたヘンリーの姿にも酷似している。
ザ・屠殺集団(The Butcher Gang)
インクマシンによって具現化した「ザ・屠殺集団」。3人とも小柄で醜い外見の怪物となってしまい、各所で小ボス的存在としてヘンリーの前に立ち塞がる。しかし、インクベンディが近くに現れると即死してしまう。
アリスから磔にされて心臓を抉りとられたり、拷問されたりと扱いはかなり悲惨。
具現化した際、それぞれ呼び名が使用する武器に由来したものに変化している。
また、サーチャー達とは共同戦線を築いている。
パイパー(Piper)
インクマシンの力で実体化したチャーリー。片目が潰れており、パイプレンチを武器とする。三人組の中では最もカートゥーンキャラクターの原型を留めている。
アリスの拷問や虐待の被害を最も被っている。
フィッシャー(Fisher)
インクマシンの力で実体化したバーリー。首が分断され、頭と身体が釣竿と釣糸で繋がっている。頭を振り回して攻撃する。
ストライカー(Striker)
インクマシンの力で実体化したエドガー。右腕が二本あり、左腕がマジックハンドのように伸縮可能となっている。左手をバネで伸ばしてパンチを繰り出す。また、頭頂部に口がある。
隠しキャラクター
サーチャー・ボス
褐色の帽子を被った巨大なサーチャー。耐久力が非常に高い。隠しボスで、条件を満たすと一体のみ出現する。
サミー・サーチャー
サミーと同じくベンディの面を被ったサーチャー。
隠しキャラクター。見た目以外に通常のサーチャーと差異は無いが、出現させるには面倒な手順を要する。
その他のジョーイ・ドリュー・スタジオの社員
直接は登場しないが、ボイスログに彼らの肉声が録音されている。
ウォーリー・フランクス(Wally Franks)
声:theMeatly
かつてジョーイ・ドリュー・スタジオのスタッフであった男性。トマスの手伝いや雑用等を行っていたが、具体的な役職は不明。スコットランド訛りが特徴的。全てのチャプターに彼の肉声が録音されたボイスログがあり、何かと言いがかりをつけては毎回「俺は出ていくぞ(I'm outta here.)。」と吐き捨てている。彼もまたインクマシンの力でインクの怪物と化したことがほのめかされている。
と、思われていたが、最終盤に登場する手紙によると遂に本当に会社を出ていき事業に成功した模様。最後まで"I'm outta here."で締めくくった。
グラント・コーエン(Grant Cohen)
声:DAgames/William Alex Ryan(Youtuber)
かつてジョーイ・ドリュー・スタジオで企画や会計を担当していた男性。
ショーン・フリン(Shawn Flynn)
声:Seán McLoughlin(Youtuber)
かつてジョーイ・ドリュー・スタジオで、玩具の製造を担当していた男性。
レイシー・ベントン(Lacie Benton)
声:Lani Jane Minella
かつてジョーイ・ドリュー・スタジオでバートルンが設計した「ベンディ・ランド(Bendy Land)」の建設に携わっていた女性。南部訛り。
略称・表記ゆれタグ
「BATIM」の略称が、海外・国内を問わず広まっており、
Pixivにおいても、表記ゆれタグのひとつとして使用されている。
他、表記ゆれタグとして、「bendyandtheinkmachine」タグや、
本作に登場するキャラクターの名称でもある、「Bendy」タグが用いられている。
関連タグ
本作と同じく、1930年代に作られたカートゥーン映画を強く意識した世界観のゲーム。2017年に発売された点も共通している。
- コラボ:Hello_Neighbor
ハロウィン限定アップデートにより、コラボした。また、本作もカートゥーンが立体化した様な世界観であり、キャラクターもカートゥーンらしいデザインになっている。