概要
橋口隆志(現:橋口たかし)著によるマンガ「燃えろスピナー」にて、中村名人が披露した。
さわやかなドヤ顔が絶妙なシュールさを演出し、今日まで知れ渡るものとなった。
「ストリングプレイ」とは、ブランコ(ロック・ザ・ベイビー)・トウキョウタワー・ムーンサルト(トラピーズ)など、ストリング(ヒモ)をあやとりのように使うトリックの総称。
1stハイパーヨーヨーでは「ストリングスプレイ」とされていたが、『燃えろスピナー』は初期の作品であるためこのような表記になっている。
1stハイパーヨーヨーの展開終了後は、もっぱら「ストリングプレイ」に戻っている。
作り方
- トウキョウタワーを作る。
- 作ったタワーを上下逆転させる。
- 垂れ下がっているストリングをタワーのてっぺんに相当する穴から引き出す。
- 引き出したストリングを広げ、ブランコの形状にしたら完成。
「トウキョウタワー」ができればさほど難しいトリックではないが、上記イラストのようにきれいな形状を作るのは意外と難しい。
現在の評価基準では、技術点は殆ど加算されない。しかし、複雑な形状とコロコロコミックでの扱い方も相まって、今でも小学生の間では人気のトリックである。
中村名人本人による実演
実物を見ればわかるとおり、中央は三角形ではなく四角形になるのが普通である。
また、パロディイラストでは中指のストリングがヨーヨーに向けて一直線になっているものがあるが、実際にはヨーヨー側のストリングは途中でキンク(絡まり)して、下部の三角形の部分に繋がっている。