ソ連軍

それんぐん

ソ連（ソビエト連邦）が保有していた軍隊。総兵力は530万人で世界最大の規模を誇った。

ソ連軍とは、ソ連の軍隊。国名がソ連・ソビエト連邦・ソビエト社会主義共和国連邦ほか多くの表記ゆれがあるのに対応して多くの表記があるが、pixiv百科事典で「ソ連」が国家の方の代表記事なっているのに合わせ、この記事を代表記事とする。

革命を成し遂げた赤軍を前身とし、ドイツの侵略を跳ね返し、ワルシャワ条約機構の主力としてアメリカ軍と対峙し東側を維持した軍である。

機構

ソ連軍の特徴的なところは、一般的な陸海空の三軍制ではなく、五軍制をとっていたことにある。

軍種	特徴
地上軍	いわゆる陸軍。大陸国家の軍として非常に巨大だった。
海軍	戦略ミサイル潜水艦を含む巨大な潜水艦隊・世界一の規模を誇った水上艦隊を持っていたが、基本的に沿岸海軍の性格が強い。独自の航空戦力も持つ。
空軍	陸軍の支援や、戦略爆撃に当たる
防空軍	国土防衛に当たる航空部隊。空軍とは独立しているのが特徴。
戦略ロケット軍	戦略核ミサイルを扱う軍