概要
通称「ポカリ」。
アクエリアスとの確執は「コカ・コーラ VS ペプシコーラ」と同じくらい根深いかもしれない。
それまで「食欲を減退させる色」として、食品に使うことを忌避されてきた青色をイメージカラーにしたことで業界に大きな影響を与えた。
医療的な「服用」
ポカリスエットの特筆すべき点として、主に発汗して失われた水分だけでなくミネラルや塩分を同時に補給できる点が挙げられる。そのため、水分が失われやすい症状などを抱えている場合、医師からポカリスエットを飲むよう勧められるケースがある。このとき、他のスポーツドリンクを勧められることはまずないだろう。それこそが、単なるスポーツドリンクではないことを示している。本製品が「大塚食品」ではなく「大塚製薬」から発売されていることは、偶然ではない。
その大塚製薬の得意な分野こそが「点滴」であり、点滴用のリンゲル液を元に開発された物がこれである。文字通りの意味で「飲む点滴」なのだ。
ただし通常の体調かつ運動していない状態で飲料水代わりに飲んでいると、俗に「ペットボトル症候群」と呼ばれる、急性の糖尿病に陥る危険性が高いので注意。(詳細はスポーツドリンクの頁を参照)
コミックマーケットへの参戦
最近のコミックマーケット、特に夏コミに大塚製薬が企業参加している。ポカリスエットの定価売りであるが、氷水のどぶ漬けでキンキンに冷えた状態で販売されていた。…歴戦の参加者なら、この価値がおわかりだろう。多々買わなければ生き残れない戦場、天候次第では会場内に「コミケ雲」すら発生する状況において、その冷えたポカリはまさに点滴に匹敵する効力をもたらすのだ。
ポカリスエットが登場する作品
作中で同じ大塚製薬製品のSOYJOYやカロリーメイトと共にしばしば登場するが、アニメ版では公認されており、特に第11話ではサブタイトルにまでなっている。