概要
厳密にはオナガザル科に含まれる種族の内、ヒヒ属とゲラダヒヒ属、そしてマンドリル属を指す。
オナガザル科の動物としては大形の種が多く、地上性。雑食性だが他のサル類より肉を多く摂取する傾向があり、草食動物の仔などを頻繁に狩る。
サハラ以南のアフリカおよびアラビア半島南部に分布する。代表的な種としてはゲラダヒヒ、サバンナヒヒ、マントヒヒなどがある。
マンドリルをヒヒの仲間と見做す傾向もある(厳密にはマンドリルはヒヒ類に含まれないが、進化系統上、非常に近い関係にある)。
漢字表記は「狒々」。但しPixivでは、漢字表記は伝承の妖怪を指す事が多いので検索時には注意を要する。