1992年に発売されたスーパーファミコン用RPG『摩訶摩訶』の登場キャラクター。
タリアの町一帯を支配するマカマカ団幹部のオオグイ大王の妹で、上半身と下半身が異様にアンバランスで、よく見るとパンチラしているが(シンシアほどではないにしても)美人とは言い難い顔もあり色気はほぼ感じられない。コロッケが大好物。
主人公のコルムと旅の途中で知り合ったジョニーがヒロインのエルの足取りを追ってたどり着いたがタリアの町へ足を踏み入れると、全身パン粉まみれで逃げ回る一般人をレストランのシェフが追いかけ回す現場に遭遇する。この時点で既に嫌な予感が主人公の脳裏によぎっていたが、取り敢えず名物のコロッケを食べてみようとレストランに足を運ぶことにした。そして不安は的中し、コルムとジョニーはパン粉まみれにされた挙げ句、生きたままコロッケとして揚げられてグルメ姫の食卓に運ばれてしまう。
グルメ姫は二口でコロッケにされたコルムとジョニーを噛まずに丸呑みしてしまうが、先に食べられて食道に引っかかっていたエルと再会することが出来た。そして同じようにコロッケにされて食べられた板前のマサや体内の赤血球らの協力を得て、3人で体の外に通じる穴からの脱出に成功する。放屁の現場に居合わせたコルムたちに激怒したグルメ姫はそのまま襲い掛かって来るが、返り討ちに遭うと「もっとコロッケを食べたかった」と言い残して兄のオオグイ大王に後を託した。
戦闘では色仕掛け(?)でコルムとジョニーの攻撃を無効化してしまう(エルには効果が無い)「骨抜き」や、HPを回復する「肉を食べる」などの特殊攻撃を使用するがパーティー3人の平均レベルが9ぐらいまで上がっていれば力押しでもさほど苦戦はしないだろう。