その名の通り、ワープなどの侵入・脱出手段を使わず生物(大半が人間ないし亜人種)の消化器官を入り口(口)から出口(肛門)まで通り抜けるシチュエーションのこと。ごく稀に、肛門から侵入して口もしくは鼻の穴から脱出するパターンもある。
シチュエーションの特徴
相対的に著しい体格差がある者同士の絡みを描写したサイズフェチの内、被食・丸呑み系統のシチュエーションに含まれる。このシチュエーションに該当するパターンとしては、次のようなものが挙げられる。
- エサとして食べられてしまったシュリンカーもしくは巨人(ほとんどの場合は巨大娘)に食べられてしまった普通の人間が消化されないよう体内からの脱出を試みる
- 何らかの目的(誤って飲み込んだ物の回収、胃の中に寄生する生物の駆除など)で体内に侵入し、目的を遂行した後にアクシデント(上手く口から吐き出せない、ワープ装置の故障)でやむなく小腸から大腸へ下って肛門から脱出せざるを得なくなる
- 人体学習漫画で消化器官の構造を勉強するため、縮小して体の中へ侵入する
被食・丸呑みであっても胃で消化され、脱出時に原型を留めていない場合はフルツアーには該当しない。
学習漫画の場合はその目的上、必然的に肛門から脱出しないといけないのでフルツアーの確率が高くなる。それ以外のジャンルでは読者受けの問題もあり、スカ描写が含まれるのを避けるため被食シチュエーションがあってもフルツアーでなく嘔吐やくしゃみ、ワープで脱出させる場合が多い。また、脱出時も排便でなく放屁の方が採用されやすい。