ああ!窓に!窓に!

ああまどにまどに

太平洋上で奇跡的に救助された、ある船員の手記に記された最後の言葉。

H・P・ラヴクラフトの著したクトゥルフ神話作品の1つである短編「ダゴン」は手記の形式をとっているのだが、その最後は記事タイトルの言葉で締めくくられている。※1

基本的には「窓の外から何かがこちらを覗いている」「窓の外に何かの姿が見える」といった状況の絵に付けられるタグ。

「何か」の正体は、モンスターだったり、名状しがたきものだったり、触手的なクリーチャーだったり、

はたまた変態だったりと様々である。―――だが、それらはしょせん空想の産物にすぎない。

現実には存在しえないものに我々が恐れを抱く必要などまったくああ！ 窓に！ 窓に！

報告された事例

1．たこルカ（あるいはそれに似た別の何か）

2．ポケモンらしきもの

3．人間

4．人、ないしそれに類似する存在

5．名状しがたきもの

関連タグ

クトゥルフ神話　クトゥルフ　クトゥルカ　ダゴン

クリーチャー　窓　おちょなんさん

※1…創元推理文庫版の『全集』3巻に掲載されている「ダゴン」には、「ああ！」の部分は無い。

　　　 語呂がいいので誰かか詠嘆の語をくっつけたものが広まった……かどうかも判然としない。

　　 　　　

しかし、こんな「ああ！」とか手記に書いてる暇があったらさっさと逃げろよ、

と言うとクトゥルフ神話の熱心なファンに怒られないだろうか。いや、大丈夫だろう。

彼らがこんなところを見ているはずが―――ああ、そんな！ あの手はなんだ！ 窓に！ 窓に！