概要
三角木馬とは、主に中世に使われた拷問具。現在では拷問自体おこなわれることがほぼないため、SMグッズとして威力をマイルドにした形で残っている。
拷問具として
木馬の背中部分が三角屋根のようにに尖っており、さらに鋭角の形をしている。被害者を鋭角の上に座らせる拷問「木馬責め」に使用する。
被害者を跨らせることや、拷問具として木製であることが多いことから、木馬に例えられ、馬の頭部や尻尾をかたどった飾りがついていることもある。
「木馬責め」の方法は、被害者をその頂上部の鋭角をまたぐように座らせ責め苦を与えるものである。
手順としては、三角木馬から降りることを防ぐために後ろ手に腕を縛る。そして木馬をまたがらせる。その際に左右方向にもズレて落ちたり拷問を避けたりすることがないよう、頂上部の鋭角を陰裂に食い込ませて左右に身動きが取れないようにすると同時に、陰裂・陰唇・陰核・膣・肛門などの股間の急所を傷め、股を裂くという手法が用いられる。
跨らせる際に髪の毛を引っ張る、縛る、脚に重りをつけるなど負荷を大きくすることもある。
SMグッズとして
現代では、主にSMプレイなどの一環として使われている。主に女性に対して行うモノであり、頂上部に媚薬を塗っておく等の応用がなされている。
pixivでは
pixivでも現代の使用用途と同じように、SM要素を強く含む作品が多く、R-18作品がほとんどである。
女性に対して行う場合は、取りも直さずとても神聖な行為となり得る。