cv:伊瀬茉莉也
概要
ウルダハの「現女王」。ウル王朝の女王で、ウルダハ第17代国王にあたるが、実権は「砂蠍衆」が握っている。
「不滅隊」の最高司令官であるラウバーンには絶対な信頼を寄せている。
人物
女王とは思えないほど自由奔放であり、たびたび某家のお嬢様「リリラ」としてお忍びで外出することがある。
ウルダハの民を想う気持ちは誰よりも強いが、政治経験の浅さゆえ良くも悪くも人情を優先する傾向にあり、国の繁栄を求める共和派からは良く思われていない。
ナナモ自身も政治手腕の不足は痛感しており、王でありながら王党派と共和派の争いを鎮めることが出来ない事をもどかしく思っている。
深まり続ける両者の溝に限界を感じたナナモは、ついに王政を廃止し、共和制に移行することを宣言しようとするのだが…
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メインクエストのネタバレ
共和制への移行を決意したナナモは、エオルゼアの英雄である光の戦士を自室に招き、この事を相談するが、話の最中飲み物を口にした途端突如苦しみだし、そのまま倒れてしまう。
ナナモの口にした飲み物には毒物が混入されており、光の戦士は女王暗殺の犯人として捕らえられ、協力者である暁の血盟やラウバーンまでもが疑われてしまう。
この一連の流れはナナモを疎ましく思っていた砂蠍衆のテレジ・アデレジの策略であり、ナナモの死に怒り狂ったラウバーンはテレジを殺害。光の戦士たちも濡れ衣で捕えられる前にその場を逃亡する。
その後、ナナモ暗殺の真相を探っていた先で、ナナモが実は生きていたことが発覚する。
テレジの暗殺計画は同じく砂蠍衆のロロリトによってさらに利用されており、彼の指示で毒物が致死毒ではなく昏睡毒に差し替えられていたのである。
ロロリトから解毒薬が提供されたことで意識を取り戻したナナモは再び王としての責務に戻ることになるが、依然として国内の問題を解決できず、かといって情勢上共和制への以降もできず、歯がゆさを覚える。
そのため、ウルダハで最も身近な問題になっていたアラミゴ難民の支援を、砂蠍衆のゴッドベルト、そして自分を利用したロロリトからも協力を得て推し進め、次第に王としての力を付けていく。
同時に、ナナモへの忠誠とアラミゴへの帰還の間で板挟みとなっていたラウバーンを砂蠍衆から解任し、アラミゴへ送り出した。
以降は一国の王としての威厳が出始め、ガレマール帝国皇帝のヴァリスに対しても痛烈な意見を述べている。