概要
ジョイントロンとは『超生命体トランスフォーマービーストウォーズⅡ』に出てくるサイバトロンに属するハイテンションで陽気なヤツラである。本来は惑星トリアスの防衛部隊として派遣される予定だったが、宇宙船が故障し惑星ガイアに墜落した。「三位一体」の掛け声とともに合体し、合体巨人『トリプルダクス』となる。
ちなみに『熱血三兄弟』を自称する彼らはDJが長男、モーターアームが次男、ギムレットが三男という設定がある
メンバー
DJ(CV:内藤玲)
セミに変身する音波工作員。DJを含む歌って踊れるジョイントロン3人組はトリプルダクスの胴体部分担当でセリフも多い彼が特に三人組のリーダーというわけではない。語尾に「ミー」がつき、驚くと飛びあがる時に体内のオイルをお漏らしするクセがある。主武装は翅に隠された『七年剣』による二刀流。
モーターアーム(CV:石川大介)
カブトムシに変身する力士(後の肩書きは剛腕戦闘員)。トリプルダクスの両腕部分を担当する。語尾に「アーム」がつく。接近戦専門のパワーファイターで、角部分の武器『マグマホーン』はビーストモードのみならず、トリプルダクスの左手武器にもなる。専用武器の『ウッチャリクロー』は劇中未使用。
ジョイントロンの中では(比較的)普通に会話ができるほう。
ギムレット(CV:前田剛)
ロブスターに変身する極地工作員。ハチャメチャなジョイントロンの中でも特にセリフが支離滅裂で、ほかの2人のセリフに合わせてアミーゴ!ムチャス!を連呼する。踊りが一番上手い。トリプルダクスの下半身、腰と足部分を担当する。DJやモーターアームのように空は飛べないがロブスターだけあって水中でも自由に行動できる。なにかと薄情。陸上ではザリガニ類の習性か尻尾でバックしながら進むほか、敵襲に遭った際はロボットモードの脚で歩いている。
トリプルダクス
ジョイントロンの「三位一体」の掛け声で誕生する合体巨人。3人の武器を組み合わせた右腕は七年剣ミサイルや強力なビームを放つトリプルブラスター。左腕のマグマホーンは熱線を放射出来る上、灼熱化させて相手を溶断することも可能。
下記の理由で顔が怖いが、スタースクリーム曰く「大きくて見た目もかっこいい強そうなロボット」。
玩具版
元々は海外でデストロンの「トライプレダカス」として発売されていた玩具の仕様変更品。
後に『メタルス』において、このトライプレダカスに合体する3体(ラムホーン、シカタゴン、シークランプ)が、デストロンの最高議会の将軍として友情出演しているが、合体はせず。
2016年のボットコン(BotCon)では、ビーストウォーズ20周年を記念して、『コンバイナーウォーズ』版トライプレダカスが、上記3体に加えてタランス、ラヴィッジの5体が合体するスクランブル合体戦士として発売された。本玩具ではセイバートロンモードとして、シークランプはSFジェット、シカタゴンはジェット戦闘機、ラムホーンはドリル戦車、タランスはSWAT用6輪装甲車、ラヴィッジはスポーツカーに変形する。