天罡星三十六星の天微星の生まれ変わりで、序列第二十三位の好漢。
物語の中で一番最初に登場する百八星であり、肩・腕・胸に九匹の竜の刺青をしていることから『九紋竜』と呼ばれる。
来歴
史家村の庄屋の息子で様々な師匠から棒術を習ったが、王進に実戦には使えない武芸だと指摘されたことに怒って彼と手合わせするが敗北。
弟子となって王進から武芸十八般の指南を受け、彼が母親と共に延安府に旅立つ際には必死に引き留めた。
村に攻めてきた少華山の山賊である陳達や、その助命に来た朱武と楊春と交流を持つが役人に密告されて目をつけられる。
少華山の三人から首領にと誘われるが故郷を出て放浪の旅を始める。
途中で魯達や元師匠の李忠と出会ったりしたが、放浪後に少華山の首領になる。
数年後、捕えられた際に魯智深や梁山泊の面々に救出されてそのまま仲間と一緒に梁山泊に入山する。