概要
作者は笑うヤカン。
人間不信の魔術師オウルが使い魔のリルと共に、広大なダンジョンを作って魔王を目指す物語。
ノクターンで掲載されている関係上、暴力シーンだけでなく凌辱等のR-18要素を含んだシーンがあるのでご注意願いたい。
キルタイムコミュニケーションの「ビギニングノベルス」から小説版が発売されている。
(挿絵・新堂アラタ、既刊5巻)
コミカライズも同社のコミックヴァルキリーに連載。(漫画・小宮利公、既刊3巻)
まさかのゲーム化
ソーシャルゲームではあるのだが、DMM.R18でゲーム化される事になった。
ノクターン出身ではあるものの小説家になろう作品で単体のゲーム化は、これまでに例が少ないのでメディア展開としては異例中の異例と言える。
その後
2017年7月11日よりサービスが開始されたが、ゲーム内容はFate/GrandOrderを丸ごとパクったとしか言いようのないものであった。作者の名誉のために言っておくが、こうなるとは知らなかったとのことなので作者も被害者である。オート戦闘や宝具(このゲームでは魔核)演出スキップなどFGOで実装を熱望されている機能が搭載されており、皮肉交じりに「FGOの上位互換」と呼ばれることすらあった。
FGO初期のガバガバッぷりをそのままトレースしたような不具合が続出し、8日後の7月19日より無期限のメンテナンスに突入、翌々日の7月21日に改めて長期メンテナンスのためサービスを停止、合わせてDMMポイント返還を開始。
作中用語を除きシステム面からスキルの内容を含めてFGOを丸ごとパクったので版元から何かあったかとも噂されているが真相は誰にも分からない。
その後、システムを大きく変更して2017年11月に再始動した。
踊るリルを撮影する謎のミニゲーム、パズルのような攻略を求められる挑戦状イベントなど、再始動後の評価はそれなりに高い。
特に1周年イベントは『Wizardry形式の3Dダンジョン探索をソシャゲで再現する』という驚きのものであった。
1マス歩くたびに読み込み時間が掛かる懐かし過ぎるシステムは語り草である。
2019年1月31日、運営会社のブラウザゲーム事業撤退により惜しまれながらサービス終了。
関連イラスト
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必勝ダンジョン運営方法:こちらは小説家になろうからだが、ソシャゲのR18版がリリースされる等の共通点がある作品。