概要
モンスターハンター:ワールド(以下MHW)の大規模追加コンテンツ【アイスボーン】に登場する古龍種。
氷属性を操る古龍としては、派生のフロンティアにはトア・テスカトラが、メインシリーズでもキリン亜種や地域によっては氷属性が付加されるクシャルダオラが存在しているが、純粋な氷属性の古龍種とするならばメインシリーズ初となる。
伝承によれば自然現象としての冷気(氷)を操り、周囲を極低温の環境下に変えてしまう程の強大な能力を持ち、その鳴き声はまるで歌と比喩されるほどの声質とされる。
骨格はクシャルダオラやテオ・テスカトルに通じるドス古龍骨格を基本としており、氷を纏っていないときの顔立ちは鳥に近く、まさしくグリフォンのような風貌をしてる。
過冷却水を放って周囲の冷気を瞬時に凍結させるのを基本戦法とする。この攻撃によって何も無い場所に突然氷塊や氷壁を生み出すことができ、ハンターを近寄らせない。
遠距離攻撃を主体としているが、尻尾の突きなどの肉弾攻撃もできる。
また強い光にも比較的強く、飛行中にスリンガー閃光弾を浴びせても墜落こそするものの即座に起き上がるため攻撃チャンスにはしにくい。
アイスボーンにおける物語の鍵を握る存在とされる。
調査班によれば目撃例が少なく、口伝での伝承や雪山の登山者などからの僅かな目撃情報くらいしか伝わっていなかったようだ。
突如として起こったレイギエナの大移動を始めとした生態系の異変を追い、新たなフィールドである「渡りの凍て地」を舞台に、主人公達の調査団は生態系の異変の謎を探るべく、この古龍を追いかけることになる。