概要
モンスターハンター4で新登場したキリンの亜種。
原種と同様、非常に希少な存在であり、通常の集会所クエストではキリン亜種を狩猟対象としたクエストは存在しておらず、基本的にギルドクエストでのみしか遭遇することができない。ただ、キリン亜種の狩猟クエストを出現させるには、HR100で受注可能となる難クエスト「千古不易を謳う王」をクリアしなければならず、クエストを出現させるだけでもかなりの労力を要する。また、クエスト自体もHR解放後でなければ受注できない。MH4Gではこのあたりも改善されており、オフラインでもキリン亜種と戦闘できるクエストが追加されたほか、イベントクエストでもキリン亜種の単品クエストが用意されたことで、ギルドクエストを所持していなくてもいつでも好きな時に上位/G級キリンと戦闘することが可能となった。
原種が雷を操って相手を攻撃していたのに対し、こちらは冷気を操る力を持ち、巨大な氷柱を発生させて地形トラップとして利用したり、角に冷気の力を集結させて振り下ろし、巨大な氷の塊で相手を叩き潰すといった攻撃を繰り出す。MH4Gでは、新たに爆発するようなエフェクトを発生させた後で、ハンターを氷漬けにするという新モーションを習得している。
睡眠に弱いのは原種と変わらないため、クエ回しをする際は睡眠爆殺を使った狩猟がおこなわれる。
そして、2024年6月27日に発売された「モンハン超百科」にて、別名が虚幻獣(ただし読み方は不明、候補は「きょげんじゅう」、「こげんじゅう」など)と再設定されたことが判明した。ちなみに、モンスターハンター4が発売されたのは2013年であるため、正式な別名の設定は11年越しのこととなる。
イベントクエスト
2014年1月1日に、キリン原種と亜種を同時に狩猟する「かくもめでたきキリンかな」が配信。
原種も同時に狩猟しなければならないものの、このクエストの配信によりいつでもキリン亜種と戦闘できるようになった。受注条件もHR7以上なので、HR解放前からキリン亜種の素材が入手できるようになるのは嬉しい。また、出現する個体はどちらも最大金冠確定であるため、金冠サイズの救済クエという側面もある。だが、このクエストに登場する個体は通常のクエストの個体と比べて攻撃力が底上げされている。舐めてかかると痛い目を見るので注意。
ちなみにこのクエスト、2014年の干支が「午」であることにちなんだものであり、イベントクエストとしては珍しく午前0時ちょうどからの配信となった。
武具
武器はすべて氷属性となる。原種の武器から派生させることはできず、別途生産しなければならない。
優秀な斬れ味と低めの攻撃力、高い属性値が特徴。
防具はキリンUシリーズと呼ばれる。配色はMHP2GにおけるキリンXと同じ。
氷耐性が非常に高く、原種の防具と同様、属性に関するスキルが発動する。
上の画像は、左が通常のデザインの防具で、右が発掘防具およびEXキリンUのデザイン。EXキリンUは上記の「かくもめでたきキリンかな」のクリア報酬である「幻獣チケット」を入手することで作成可能となる。