レイギエナ
れいぎえな
陸珊瑚の台地の主に相当する大型の飛竜。別名「風漂竜」。
ある意味では本ゲームの中ボスとも言える存在であり、レイギエナとの出遭いを経て物語は更に加速することになる。
広げると蝶か花を思わせるような美しくなめらかな翼を持ち、鋭角的なフォルムの端々にはヒレのようなものがついている。
上から見ると青の強い体色だが、下側から見ると象牙色のまさに皮膚という感じの体色を拝める。
陸に珊瑚が生え、クラゲが空中を飛んでいたり、保護色強めのシャムオスやツィツィヤックが闊歩するという地上に上がった海を思わせる陸珊瑚の台地のモンスターの中でも、水中の生物っぽさは群を抜いており、両生類と魚と飛竜のいいところを全部獲ったかのような姿をしており、モンスター専門の学者からも「美しいフォルムをしている」と評される程。「リオレウスとは違った『空の王者』の貫録を持つ」とも言われている。
鳴き声も高音程で響くような独特の声質。
しかし生態の頂点も力尽きれば大地の養分。
下層の「瘴気の谷」ではレイギエナの死骸がボトリと堕ちる現象がたまに観測される他、その死骸をオドガロンが巣に運び込む姿も見られる。
死骸は剥ぎ取りが可能だが竜骨しか手に入らない。とても特殊かつ難しい条件だがレイギエナの被食痕を痕跡として取得できる。
凍結袋という器官を持って冷気を扱う。ただ、レイギエナの場合これからダイレクトに冷凍ブレスを吐き出すのでは無く、これを基点に冷気を放出し纏い、それを翼や尻尾を用いて指向性を持った冷気の「波(滞空冷気放射)」を発生させるという特殊な使い方をする。これを用いることで草食モンスターやラフィノスを冷気で弱体化させ、急降下して襲い捕食する。
学者が「美しい」と述べたそのフォルムも陸珊瑚の台地に吹く特殊な気流に乗って飛行するためであり、戦闘時にはするが他の飛竜のように純粋にバサバサしながら飛ぶ事は本来目的としていない事がエリア移動の時の飛行の仕方でわかる。
とんでもなく強烈な縄張り意識を持ち、パオウルムーなどは見かけ次第引っ掻き回し、主人公らハンターは見掛けるだけでも咆哮の後に襲いかかるほどに凶暴。
陸珊瑚の台地全体を自分の縄張りと主張するかのようなその横暴な姿が彼を「陸珊瑚の主」と言わしめる理由である。
しかし流石にツィツィヤックの閃光には勝てない。せっかく飛び上がった所をエサのラフィノスと共に一閃で撃墜される様は一見の価値あり。「ハォォオオオ・・・」と言いながら落ちるという「陸珊瑚の主」という二つ名からは想像の付かないおマヌケでカワイイ姿が見れる。
本編での活躍
元々新大陸は「古代樹の森」と「大蟻塚の荒地」以外は大渓谷を隔ててその先が未開のままだった。そこで過去に3期団が気球を作成して大渓谷の先を征く計画をし、陸珊瑚の台地まで飛んだ所で縄張りに入ってきた彼らを障害と見なして襲撃、撃墜している。その後、大渓谷が「ある事」を理由に開いた所で5期団及び調査団が総出で調査に出向いたところで5期団の星こと主人公及びその相棒を強襲した(捕食しなかったのはエサではなく侵入者であるとみなしたからか)。
その後無事生きて帰った主人公らが更なる調査地の開拓に勤しむ中、調査の脅威として彼の名が再び上がる。瘴気の谷の深層部の調査を安全に進めるべく、レイギエナ狩猟が決定されるのだった。
陸珊瑚の台地の頂点に立つだけあり、圧倒的な制空能力と冷気放出という強力な能力を持つ。
滞空中の脅威度はパオウルムーやリオス種の比では無く、縦横無尽に空中を駆け巡ってハンターを翻弄し、隙をついて得意冷気の応酬で畳みかける。
この冷気攻撃を受けると「氷属性やられ」になってしまい、全身に氷が纏わり付いてすごく寒そうな見た目になる。アクションによるスタミナの減少スピードが大幅に上がるだけでなく最大値の減少速度も上がるという、寒冷地をホットドリンクなしで歩いてるのと同じ状態異常になる。解除方法はウチケシの実が無い場合は自然回復を待つ以外に無いという意外と厄介な属性やられ。
地上に降りても油断できず、ヌルっとした移動の後に噛み付きや突進、尻尾攻撃をしてくるため、攻撃の予測が難しく、落としたからとナメて掛かると痛い目を見る。
強烈な攻撃を複数も持つ一方、毒状態に弱く、翼も脆い。
部位破壊に成功すると飛翔能力が大幅に低下し、地上戦がメインになり出すが、完全に飛行できないわけではないため注意。
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