凍て刺すレイギエナ
いてさすれいぎえな
怒り喰らうイビルジョーや猛り爆ぜるブラキディオス、激昂したラージャンと同じ特殊個体に該当する。
通常のレイギエナとの違いは、体色が僅かに違うのもあるが全身にイヴェルカーナのような氷柱や霜の様な氷が付いているという点が明確に違う。
更に、自身の放った冷気を更に「凍らせる」ことが出来るらしく、本種から繰り出される氷の一撃は通常種とは比べ物にならないと言う。
凍て刺すレイギエナは文字通り相手を「凍て」つかせて動きを止め、頭上から「刺す」二段構えの攻撃を得意とするようだ。
元々レイギエナは飛んでいることが多いモンスターなのだが、本種は常に縦横無尽に空を飛び回り、地上にいるハンター目掛けて氷属性の広範囲攻撃を仕掛ける。
当たればもちろん氷属性やられになる上、マスターランクなだけあって威力もばかにできない。
固有新モーションとして、一度その場で高く飛び上がってからの急降下攻撃が追加されている。威力が高いので足元にいがちな剣士は特に注意が必要。
弱点属性は炎。
常時飛んでいるためガンナーはまだしも剣士では攻撃チャンスが少なく、スリンガー閃光弾も耐性がつくため連続で落とすことができない。
クラッチクローなどを活用して地道にダメージを与えていくか、毒状態にすれば機動力が低下するのでそれを利用するのも有り。
また凍て刺すレイギエナの体表に付着した霜を攻撃していくつか剥がすと地上に墜落して長めのダウンをとれるため、この間にダメージを沢山与えたい。
しかし凍て刺すレイギエナの狩りにおいて、何より狩猟難易度を上げているのはこれらの能力ではなく、高頻度で同じフィールドにいる通常レイギエナの存在である。通称「オトモギエナ」。
その仲良しぶりは例えるならリオ夫婦と同じかそれ以上。別のエリアにいようとも、凍て刺すレイギエナと戦闘を開始すればものの数分で乱入してくる。
同じ種族故に縄張り争いも同士討ちも発生しないため、二頭がかりでハンターを追い詰めてくる。こうなると数少ない隙を死角からの突進や咆哮などで邪魔されやすくなるだけでなく、一見すると違いが少ないため「凍て刺すレイギエナと戦っていると思っていたら乱入してきた通常種の方だった」といった一周回ってギャグにしか聞こえない大間違いが起こりえるため、こやし弾は必須。
ちなみに凍て刺すレイギエナはハンターと別エリアにいる際、通常レイギエナを呼び寄せる咆哮を出すことがあるが、その声が普段耳にする咆哮とはあまりに別物であり人によってはかなり恐怖を煽られる。
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