概要
自動車の場合はバンであったりトラックのシャシに堅牢な荷室を架装したものであったり、或いは殆ど軍用の装甲車であったり、一見してそれと分かる厳めしいものから逆に他の商用車に似せた一種のカモフラージュが施されていたりと形態は色々だが、程度の差こそあれ頑丈な造りと重装備の警備員が複数名乗れるキャビンがアイデンティティーである。
鉄道車両にも現金の輸送に特化したものが存在する。
日本では1948年から2004年まで、長距離の現金輸送にこの種の車両が使用されていた。→マニ30
ニューヨーク市地下鉄などでは、各駅の売上金の回収に専用の車両を繋いだ列車が運行されていたが、これも廃止されている。