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91Daysの編集履歴

2019/10/03 23:46:40 版

編集内容:BS日テレでの再放送について追記&目次が長いと感じたのでキャラ名太字化&制作スタッフを表化

概要

2016年7月~10月までアニメイズム枠にて全13話が放送されたオリジナルアニメ

1クール遅れながらテレビ長崎でも放送された。朱夏制作。

2019年10月からBS日テレにて再放送開始。

禁酒法時代を舞台に、マフィアに家族を殺された主人公・アヴィリオの91日間の復讐劇を描いた作品。

あらすじ

舞台は禁酒法時代のアメリカ、密造酒の闇取引でにぎわいを見せる街・ローレス。

かつてこの地でマフィアの抗争により家族を殺されたアヴィリオは、ある一通の手紙をきっかけにローレスへ舞い戻る。

殺しが殺しを呼び、復讐は新たな復讐へと連鎖する。

哀しき運命に導かれた男たちの91日間の物語の結末とは…?

登場人物

アヴィリオ・ブルーノ

CV:近藤隆

本作品の主人公。

本名「アンジェロ・ラグーザ」。父親であるテスタ・ラグーザはローレスを牛耳るマフィアの幹部だった。少年期、内部抗争から権力を掌握したヴィンセント・ヴァネッティの一派によって両親と弟を惨殺される。アヴィリオ自身はクローゼットに隠れていたことで難を逃れ、襲撃犯の隙をついて脱出。以降は追手から身を隠すためにローレスを離れることになる。

事件から7年後、身を潜め暮らしていた彼の元に下手人たる「ヴァネッティ・ファミリー」の名前が書かれた手紙が届いたのを皮切りに、家族を殺したヴィンセントたちへの復讐のためにローレスに舞い戻る。

性格は冷静かつ冷徹。潜伏中はスリなどの犯罪で生計を立てていたらしく荒事にも慣れており殺人に対しても動揺をみせないなど肝が座っている。

コルテオ

CV:斉藤壮馬

アヴィリオの幼馴染で親友。アヴィリオの復讐の経緯を知る数少ない人物の一人でもある。

貧しい家庭で育つが、アヴィリオの家族とは幼い頃から交友があり、ときには病床の母のために心配りを受けていた。

現在は密造酒の製造で生計を立てている。酒の味は確かなもので、周囲も高く評価している。本人は学校へ通うための学費を稼ぐ目的で酒を密造していたが、突如ローレスに舞い戻ったアヴィリオにマフィアを相手にした酒の売買の話を持ちかけられ、以降はネロ一派と親交を深めると同時にマフィアの抗争に巻き込まれることになる。なお、コルテオの酒は後にネロ保有の密造所「ロッジ」に招かれ、レシピを参考に量産され「ローレス・ヘヴン」という銘柄で売り出され、組織の資金源となる。

心優しく気弱な性格ではあるが、マフィアの存在をひどく嫌っている。

家族を失ったアヴィリオを「兄弟」として呼び慕うが、復讐のために自身を巻き込んだことや、そのターゲットであるヴァネッティと親密になり、組織に敵対する人物の家族を人質にするなどの矛盾した行為に対し徐々に不信感を強めていく。

《ヴァネッティ・ファミリー》

ネロ・ヴァネッティ

CV:江口拓也

ヴァネッティ・ファミリーのボスであるヴィンセントの息子。

ファミリー内では気心の知れた部下と共に資金源である酒回りの役目を担っており、敵対するオルコ・ファミリーとは、ときには密輸した酒を奪い合ったり縄張りを争ったりなど常々衝突している。

マフィアとは思えぬ明るく陽気な性格で、人情に厚く仲間想いの好漢。

かつて父・ヴィンセントとともにアヴィリオの家族を襲撃した一人で、アヴィリオにとっては単なる復讐対象に過ぎなかったが…。

ヴァンノ・クレメンテ

CV:小野大輔

ヴァネッティ・ファミリーの一員でネロの親友兼片腕的存在。

ネロと同じく仲間想いだが熱くなりやすいタイプ。信仰心に篤く、常々聖書の一節を引用し、殺害した相手に対し十字を切る仕草を見せる。

ネロ・ヴィンセントと同じく、かつてアヴィリオの家族を襲撃した一人。

バルベロ

CV:櫻井孝宏

ヴァネッティ・ファミリーの一員でネロの参謀役。

ネロやヴァンノとは対称的に冷静沈着な人物で、いかなる時も感情的にならず飽くまでも現実的な視点で他者の意見に耳を傾けることが出来る。熱くなりやすい二人のブレーキ役でもある。

ティグレ

CV:浜田賢二

ヴァネッティ・ファミリーの一員でネロの部下。

愛想のないぶっきらぼうな性格だがネロへの忠誠は篤い。よく噛み煙草を嗜む。

ヴォルペ

CV:鈴木達央

ヴァネッティ・ファミリーの一員。

ネロの部下だが、本編当初はロナルドの動向を探るため彼の傘下に潜伏していた。フラテによるネロ粛清の謀略の際は脱出に貢献し、以降はネロたちと行動を共にする。

ロナルド

CV:中村悠一

シカゴを牛耳るドン・ガラッシアの甥。

ネロの妹・フィオと結婚し、ヴァネッティ・ファミリーの一員となる。高慢な性格で、自身の結婚式ではヴァネッティを見下した発言をしている。結婚後はさらに増長し、ヴァネッティを丸め込もうと企てる。フラテをファミリーの跡取りに立て、ネロとの対立を煽る。

フィオ・ヴァネッティ

CV:東城日沙子

ヴィンセントの娘で、ネロの妹。

ヴァネッティの安泰のため、ガラッシアのロナルドと政略結婚する。ネロとフラテの対立に心を痛めており、夫であるロナルドにネロの助命を懇願したり、兄弟の仲介を行うなど尽力する。ネロの部下たちとも付き合いは長いようで、結婚式でロナルドと小競り合いを起こしたヴァンノたちに対して「いつまでも子供ね」と辛辣な言葉を浴びせた。

フラテ・ヴァネッティ

CV:西山宏太朗

ヴィンセントの次男で、ネロとフィオの弟。

ガラッシアに従うことがヴァネッティの安泰に繋がると考えており、ロナルドのことも歓迎している。兄のネロとは、ファミリーの方針で意見が対立していることもあり険悪。後にその対立は表面化し、ファミリーを守るためにネロの首を差し出そうと部下をけしかける。

ガンゾ

CV:天田益男

ヴァネッティ・ファミリーの古参の幹部。

ヴィンセントたちとも付き合いは長くネロからは「叔父貴」と呼ばれている。昔堅気で融通の利かないところもあるが、ファミリーでは頼れる存在。

ガラッシアを後ろ盾にファミリーで猛威をふるうロナルドを快く思っていない。

デルトロ

CV:山本兼平

ヴァネッティ・ファミリーの幹部で、ヴィンセントの側近。

第一次大戦時にヨーロッパの戦線で喉をやられたため喋る事が出来ないらしい。ヴィンセントとはそれ以来の部下であるとのこと。ファミリーの仕事により長らく刑務所に入っていたらしく、アヴィリオの一家が殺された日も襲撃に参加できなかった。

ヴィンセント・ヴァネッティ(ドン・ヴァネッティ)

CV:山路和弘

ヴァベッティ・ファミリーを圧倒的な存在感で束ねるボス。ネロ、フィオ、フラテの父親。

かつてアヴィリオの家族を襲撃した首謀者でもある。現在は病床に伏しており、ファミリーの安泰のために敵対するオルコやガラッシアとの講和を模索している。

《オルコ・ファミリー》

ファンゴ

CV:津田健次郎

ヴァネッティ・ファミリーと敵対する「オルコ・ファミリー」の幹部。

抗争を好む狂人地味た過激な性格で、ネロ一派やアヴィリオとは各所で常々小競り合いを起こしている。

ドン・オルコをはじめ上層部からはその行き過ぎた行動から毛嫌いされている。ファンゴ自身も腐敗したオルコを嫌い、後に彼らが自身の粛清に打って出たことを機に部下数十名と共に対立する。

チェロット

CV:佐藤せつじ

コルテオの友人。隠れ酒場を営んでいる。

オルコの人間と通じており、当初はコルテオの酒をオルコに卸させようとしていたが拒絶される。

ヴァンノから金を受け取り彼らによるファンゴの襲撃作戦に加担するが、深追いしてその後をつけ、そこでファンゴの片腕であるセルペンテの死体をみつけ、スクーザに売る。しかし、アヴィリオに詰め寄られて隠し場所から死体を持ち出すことに加担し、以来、スクーザからの報復を怖れてファンゴの下でタダ働きをしている。

ラクリマ

CV:浅野まゆみ

ファンゴの愛人。赤髪と膨よかな体格が特徴の女性。

アヴィリオとは当初、彼がファンゴの命を狙ってアパートに潜入してきた際に出会ったにも関わらず、ネロ一派の使いで「アイランド」に現れた際にはファンゴと会うための仲介をおこなうなど好意的に接している。

普段は比較的おとなしい印象だが、ファンゴとの営みの際はお互い独特の趣向を楽しんでいる。

ドン・オルコ

CV:茶風林

オルコ・ファミリーのボス。

ガラッシアやヴァネッティとの講和に賛成しているが、ファミリーの酒を盗んでいるネロ一派のことは快く思っていない。ヴィンセントとは40年来の長い付き合いであるとのことで、アヴィリオの本名である「ラグーザ」の名も知っていた。

食べ物、とくにラザニアの味にうるさく、自身の経営するレストラン「オッティモ・オルコ」では料理の味が気に召さないと作ったシェフに対して容赦のない制裁を下す(言い回しからして豚の餌にしている模様)。

《ガラッシア・ファミリー》

ドン・ガラッシア

CV:大塚芳忠

シカゴを牛耳る大組織「ガラッシア・ファミリー」のボス。

ヴァネッティのオペラ劇場のこけら落としに招待されローレスを訪れる。明朗快活な紳士然とした人物で、いざこざのあったヴァネッティにも友好的に接しているが、内心では彼らに見切りをつけている。アヴィリオのことは、彼がヴァネッティを代表してシカゴを訪れた際に知り合っており、才覚のある彼を引き抜こうと組織に勧誘している。

ストレーガ

CV:木村昴

ガラッシアの甥で、ロナルドのいとこ。

同じく内心でヴァネッティに見切りをつけているのに加え、それに手を下さないドンのことも「甘い」と軽んじている。

《その他》

グランキオ

CV:辻親八

ローレスを流れる川にある中州「アイランド」にて酒場を経営する中年男性。

当初、オルコから盗んだ酒を売りにきたネロ一派と、その酒を取り返しに来たファンゴ一派との抗争に巻き込まれる。後にファンゴにより買収され、以来アイランドはオルコから孤立したファンゴ一派の根城となる。

素性の知れないアヴィリオたちの持ち込んだ酒に見向きもせず酷評したが、ネロの仲介により考えを改めている。

スクーザ

CV:石井康嗣

ローレスに新たに配属された連邦取締官。

紳士的な立ち振舞だが金銭にがめつい汚職官僚で、オルコファミリーとも繋がりを持つ。オルコの抗争の引き金になりかねないセルペンテの死体をヴァネッティに売りつけようとするが、死体の隠し場所をアヴィリオやファンゴに襲撃され、死体を奪われる。

制作スタッフ

監督鏑木ひろ
脚本岸本卓
キャラクターデザイン岸友洋
総作画監督岸友洋
美術監督小倉宏昌
編集今井大介
音楽海田庄吾
音響監督本山哲
アニメーション制作朱夏

主題歌

オープニングテーマ「Signal」

作詞・作曲・編曲:TK

歌:TK from 凛として時雨

エンディングテーマ「Rain or Shine」

作詞:zopp

作曲:伊原シュウ、ツカダタカシゲ

編曲:前島康明

歌:ELIZA

各話リスト

話数サブタイトル
Day1殺人の夜
Day2いつわりの幻影
Day3足音の行先
Day4敗けて勝って、その後で
Day5血は血を呼ぶ
Day6豚を殺しに
Day7あわれな役者
Day7.5短いローソク
Day8帳の陰
Day9黒ずんだ野望
Day10誠実の証
Day11すべてがむだごと
Day12汚れた空をかいくぐり

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