概要
しばしば、特定の宗教団体や陰謀論と結びつけられる。
ただし、実際には統合失調症をはじめとする精神疾患者が被害を訴えることが多く、単なる被害妄想である場合が殆どである。
精神科医や心理学者の報告には、「ストーカー被害の報告が虚偽だった実例の6割が集団ストーカーを頑なに信じている」と報じているものもある。
集団ストーカーが実在した例は、1999年に発生した桶川ストーカー殺人事件が有名であるが、これは加害者と被害者が交際関係だったという接点から発展している。
また、ネット上で悪質な荒らし等の行為を働いていた人物が恨みを買い過ぎた末、身元を特定され不特定多数から嫌がらせを受けるようになると言う、集団ストーカーに類似した実例もある。
これに対し、前述の精神疾患者は「ある日突然不特定多数の人物や犯罪組織から狙われ始めた」などと唱えることが多い。
客観的に考えれば、接点のない無名の一般人を集団で付きまとう理由は見当たらないはずである。
自分のブログやSNSでそういった主張をしているだけならまだ良いのだが、症状が深刻な場合、無関係の掲示板や動画・ブログ等のコメント欄に自分の主張を書き込んだりマルチポストを行う、無関係な車や人物を勝手に撮影し「集団ストーカーの加害者」認定して動画や画像をネット上に(無論無許可で)公開する、無関係な人間に危害を加える等の迷惑行為や犯罪行為を犯すようになる。
主張内容も支離滅裂かつ独自の造語を用いた意味不明な内容(「思考盗聴」「電磁波攻撃」等)である事が殆どで、更に注意や指摘を受けても耳を貸す事はまず無く、逆上して集団ストーカーの加害者呼ばわりし説得不可能な事が殆どで厄介この上無い。