ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
虎の穴の編集履歴2019/10/08 20:53:20 版
編集内容:タイガーマスクの虎の穴を編集

虎の穴

とらのあな

(1)虎の巣穴。 (2)梶原一騎原作の漫画『タイガーマスク』に登場する悪役レスラー養成機関。 (3)コミック・同人誌の委託販売を商う株式会社『とらのあな』

虎の穴とは――

  1. 『虎穴に入らずんば虎児を得ず』という故事から派生した言葉。の巣穴の事。転じて、危険な場所の事
  2. 梶原一騎原作の漫画『タイガーマスク』に登場した悪役レスラー養成所。
  3. 日本の同人誌ショップ及びコミックとらのあなを展開する株式会社虎の穴→

タイガーマスク』に登場する「虎の穴」

梶原一騎原作のプロレス漫画タイガーマスク』に登場するプロレスラーの養成機関。

悪役レスラーを専門に養成し、訓練生には残虐な反則技を主体としたダーティーファイトを徹底させるという異色の組織。

卒業後は「虎の穴」直属の悪役レスラーとして所属し、鉄の掟によって縛られる。

本部はスイスにあり、10年計画で一人前の悪役レスラーとして育成されるがそのトレーニングの内容は過酷を極め、マトモに生き残れるのはほんの一握り。

まず前半の5年で3分の2が死亡生き残った奴も半数が再起不能になる。残りの後半5年も、前半をはるかに凌駕するような想像を絶する地獄のトレーニングによって悉く脱落する。

 

一例を挙げると、「猛獣との格闘」「コールタール水泳」「脱落が死に直結する障害物競走」「後ろに丸鋸が控えたベルトコンベアの上で全力ダッシュ」などといった、「そりゃ死ぬわ」と言わんばかりの代物。

なおこれはあくまで後半の猛トレーニングであり、前半はこれに比べると天国のように優しいらしい…それですらご覧の脱落率である。

かなり巨大な機関らしく、その活動は世界中に及んでおり、原作者によれば世界を裏で動かす一大シンジケート「虎」の末端組織の一つという設定がされていた。

原作・アニメ版共に最終的に壊滅しているが、その展開はそれぞれ異なっている。

原作版ではミスターXがタイガーマスクファンの子供を人質として誘拐した際に、単身で乗り込んだタイガーマスクと彼に助勢した日本のプロレスラーたちによって壊滅させられた。

アニメ版では「虎の穴」のボスでもある最強の刺客、タイガー・ザ・グレートの敗死によって崩壊したという描写がなされていた。

※しかし続編であるタイガーマスク二世及びタイガーマスクWでは復活している。

 

ちなみに『二世』では原典での『悪の組織』としての側面は全く見えず、単に滅茶苦茶厳しいプロレス道場程度の描写になっており、『悪の組織』としての面は同作での敵組織である『宇宙プロレス連盟』が担っている。

「虎の穴」三つの掟(wikipediaより抜粋)

  1. 「虎の穴」出身のレスラーは常に残虐非道な悪役としてのファイトしか許されない。彼らにとって相手を叩きのめしての反則負けは勝利であり、反則勝が敗北なのである。
  2. 「虎の穴」出身のレスラーはファイトマネーの50%を上納金として組織に納めなければならない
  3. これらの掟を破ると裏切り者と見なされ、他の「虎の穴」出身の刺客レスラーからリング上で恐るべき制裁(他のレスラーに対する見せしめも兼ねている)を受ける。

たとえその刺客に勝ったとしても、刺客レスラーとの対戦は次から次へと組まれ、ほとんどが重傷を負わされて再起不能になるか、廃人になる。仮に一命を取りとめても、最後にはリング外での事故に見せかけて暗殺されるので「裏切り者には死あるのみ」。

タイガーマスクも勿論それは知っていたが、彼は愛する子供たちを救うために、組織に上納する予定の金を「ちびっこハウス」の借金返済に使ってしまい、「虎の穴」の刺客から命を狙われることとなった。

ちなみに

カール・ゴッチ、ビル・ロビンソンといった日本でも有名なレスラーを育てたビリー・ライレー・ジムが通称「蛇の穴(スネーク・ピット)」と呼ばれていた。

関連記事

虎の穴の編集履歴2019/10/08 20:53:20 版
編集内容:タイガーマスクの虎の穴を編集
虎の穴の編集履歴2019/10/08 20:53:20 版