タロットカードの大アルカナの一つ。最後の番号のカードである。
月桂樹で出来た環、天使、鷲、牛、ライオン、そして中央に人間が描かれているカード。
天使、鷲、牛、ライオンはそれぞれ四大元素を示すものとみられる。
人間は女性の姿をしているものも多いが
この大アルカナが最後のカードであることから
女性ではなく両性具有として究極の存在であるとの解釈も近年多い。
中央の人物は踊りを踊っていて、既に完成した世界を意味している。
正位置の意味は完成、統合、成就であり、
逆位置の意味は未完成、臨界点、調和の崩壊となる。
ポジティブなのは一緒であるが逆位置でもそれほどネガティブにならないのも特徴と言えよう。