概要
大魔王ガノンの復活を目論む魔女ツインローバの部下の魔物で、闇の将軍といわれ、ホロドラムの魔物を率いて大地の巫女ディンを拉致し、四季の神殿を地下のウーラ世界へ沈めて季節を乱すことで滅びの力を集めていた。
黄金の鎧をまとい、鉄球を武器として扱う重戦士の姿をしているが、これは仮の姿で、本来の姿は漆黒のドラゴンである。ツインローバに召喚されたという。
「ゴルゴン城」を根城としており、ここがラストバトルの場となる。
武器はトゲのついた鉄球。リンクに対して騙し討ちを仕掛けたり、ディンを盾にするなどかなり卑劣な面を持つ。
敗北後は、自分がツインローバの手下でしかなかったことを告げ、既に目的である滅びの炎は集め終わったことを告げながら消滅した。
ボスとしてはその巨体っぷりからインパクトはあるものの、攻撃パターンは少ないのでノーダメージで勝つこともできる。
漫画版
姫川版では、ベランがコミカルな面を持つ悪役として描かれているが、ゴルゴンは逆に「紳士ぶった尊大な悪党」として描かれている。リンクとは幾度も戦うがいずれも圧倒しており、かなりの実力を有する。
初登場でいきなりリンクの生気を奪って瀕死状態にするが、ディンによって救われる。リンクとの再戦でも圧倒するが、ディンから「一緒に行くからリンクは助けてやってほしい」と取引を持ち掛けられ快諾する(紳士ぶっているため)。
それからは余り目立った動きはせず、ゴルゴン城にてリンクを迎え撃つ。戦いではディンを盾にして優位に立つが、メイプルが持っていた四季のロッドにディンが引き寄せられたことで無効化され、リンクに手傷を負わされる。そこで本来の姿であるドラゴンとなり、一行を圧倒。リンクの仲間であるピヨコ(ヒヨコ)を死に至らしめる。だがトライフォースの輝きによって苦しみ出し、リンクたちの一斉攻撃を受ける。最後はリンクによって弱点である額の宝石を破壊され消滅した。
この物語は時空の章へと続いており、真の黒幕との決着もそこで描かれている。
関連
ベラン……闇の司祭。時空の章の黒幕。