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概要

時空の章に登場する闇の司祭にしてラスボス

一人称は「アタシ」で、妖艶な姉御っぽい喋り方をする。

ゼルダの伝説シリーズでは、トライフォース3銃士でシスターレディが登場するまでは唯一の女性ラスボスだった。

憑りついた者を操る能力を持っている。


本編中の動向

ツインローバの命により「嘆きの炎」を集めるためネールの「時間を遡る」能力を手にするべく身体を狙っていた。その過程でインパに憑依してリンクを騙し、ネールへの道を塞ぐ結界を除去させた。憑依した後は過去の世界で悪事を働き、人々を苦しめることで「嘆きの炎」を集め始める。具体的には「時の巫女」というネールの立場を利用してアンビ女王に取り入り、人々を奴隷のように酷使させて「暗黒の塔」を建造させた。他にも様々な改変が起こり、多くの人々を不幸に陥れている。

だがリンクによってネールの肉体から追い出されると居合わせたアンビ女王に憑りつき、再び「嘆き」を集め始める。


そのことを知ったラルフ(アンビ女王の子孫)に討たれそうになるが、これを返り討ちにし、リンクとの一騎討ちを繰り広げることに。

ラストバトルでは負けた振りをしてアンビ女王から抜け出し、スキを突いてリンクに憑依しようとするが失敗に終わる。すると真の姿である妖精にも酷似した形態となり最後の勝負を繰り広げる。この形態になるとダークリンクを四体呼び出して使役する。

これで倒されたかと思ったのもつかの間、仲間と合流したリンクを別の部屋へと転移させ、自身が「醜い」と称するのような姿となって真のラストバトルを演じる。ある程度ダメージを与えると巨大な蜘蛛の二つの姿を披露して猛攻を仕掛けてくる。


リンクへの復讐としてその心を恐怖と絶望に染めようとしたが、負の感情の力ではリンクに勝つことはできず敗北。しかし自分はツインローバの手下でしかないことを語り、「青い嘆きの炎が見える」と哄笑を上げながら消滅した。


漫画版

姫川版ではストーリーが殆どオリジナルのため独自設定が盛られており、それに伴い出番が大幅に増えた。

一人称が「私」に変化しており、基本的にはシリアスな悪党なのだが、ネールに憑依している間はギャグ顔になって動揺したり、リンクにバカにされて怒ったりとどこか憎めないキャラとして描かれている。ネールに憑依している時期が長いため、ギャグキャラのイメージが強い。


一方でネールの幼馴染ラルフに憑依してリンクたちの内情を探り、妨害工作を行うなど頭もよく演技力もある。

また憑依する際、その姿が他者に見えないようで目の前にいたリンクに気づかれずにインパに憑依している。

これならリンクにも簡単に憑依できそうだが、「トライフォースの邪悪な力を跳ね除ける性質」があるためかそれはしなかった。しかも致命的な弱点も存在する(後述)。


目的はゲームと同様に「嘆き」を集めることのため、ネールの立場を利用してアンビ女王に取り入るというのは変わらない。現代に起こった改変の影響も「恋人が老婆になる」「大切な銅像が無くなる」など嘆きというよりは喜劇寄り。


リンクとの初戦では「オニ、悪党、魔人」と呆れられて「よくもわたしをバカあつかいしたね!」と怒って襲い掛かってくる。使い魔の力だけでリンクを圧倒するが、時間を遡ったラルフが現れ、彼が持っていたハープの力で現代へ逃げられてしまう。


暗黒の塔の建設に反対する者たちをアンビに処刑させていたが、実は女王の護衛騎士レバン(リンクのご先祖様)が密かに助け出し、女王の目の届かないところでレジスタンスを結成していた(重税から逃れるための隠れ家でもある)。


レバンが反乱を起こした者たちと会話していたのを使い魔から聞くと、ネールの肉体から抜け出して尾行を開始(ネールの意識は眠らせておいた)。

そこへリンクとラルフが現れたので、ラルフに憑依して内情を探り、自分を倒すための手段である「ハテナの実」を焼却処分した。更に決起寸前だったレジスタンスを始末するべく、岩石のゴーレム・ゴーリガンをけしかける。ゴーリガンは倒されたものの手配していた兵士たちにレバンを捕らえさせることに成功する。


レバンを処刑すればリンクも死ぬと考えるが、民衆の暴動に乗じてリンクに阻止されてしまう。アンビ女王も改心し、暗黒の塔の建造を取りやめることを告げるが、直後にアンビ女王に憑依してリンクたちの始末を兵士に命じる。だがネールの力によってまたもや現代へ逃げられてしまった。


暗黒の塔の決戦では、一足早く乗り込んで来たラルフと対峙。塔の建造をやめろと刃を向けられるが、自分を殺せばラルフも死ぬと脅しをかける(ベランはラルフとアンビの両方に取りついたので両者の関係に気づいていた)。

しかし、始めから責任を取るつもりだったラルフには意味のない言葉だった。しかもアンビは普通の人間のため魔法が使えず、ラルフに追い詰められてしまう。死を覚悟するベランだが、そこへリンクの放ったハテナの実が命中。もがき苦しみながらアンビの身体から抜け出し、巨大な蜘蛛の怪物としての正体を現した。


塔を登りながらリンクと死闘を演じ、屋上にてリンクを捕獲することに成功。そのまま苦しめながら始末しようとするが、トライフォースの力によって自由が利かなくなってしまう。そこに勝機を見出したリンクによって顔面を貫かれるが、逆にリンクを拘束してバクダンで相討ちを狙う。

しかし駆けつけたレバンによって阻まれ、最後はリンクとレバンの同時攻撃によって敗北。肉体はバクダンによって吹っ飛ばされたが、死の間際に自らの「嘆き」をツインローバへと届け、ガノン復活に貢献した。


ちなみに「先祖と子孫の同時攻撃」というシチュエーションは、後に発売された姫川版トワイライトプリンセス11巻にてセルフオマージュされている。


関連イラスト

センシティブな作品センシティブな作品


関連タグ

ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 司祭

蜘蛛 :最終決戦では、この3種の姿を使い分ける。姫川版では蜘蛛の姿のみ晒す。


他ゼルダ作品

同じくガノンの手先で「光の司祭」を名乗る。


一部のグラフィックがベランに流用されている。


ラストバトルのシチュエーションが「ラストダンジョンから脱出しようとするリンクを捉まえて別の場所で戦う」というのが同じ。


トワプリにてゼルダ姫に憑依する。また前述の通り姫川版トワプリではセルフオマージュが描かれた。


  • ザント(ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス)

上記の小説版と同じく「表向きの黒幕」として真の黒幕に利用されていた。


似たようなコンセプトのキャラだが、こちらは操られている方。ガノンドロフに憑依されて「表向きの黒幕」として暗躍させられていた。


他作品

こちらは寄生能力の持ち主。言動や性格などベランとよく似ている。また当初は美女に化けて近づくなど手段も告示。

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