概要
CV:関根明良
異世界で暮らす狼の獣人(半獣人)。
銀髪ストレートのロングヘアーと、同じく銀色の毛色のケモミミと尻尾がついた少女。
ひょんなことから異世界転移したプロレスラー・柴田源蔵に、自身が借金のカタに売り飛ばされようとしていたところを助けられたことを機に行動を共にし、彼が提唱する「魔獣と人間がわかり合える世界を目指す」という夢に同調し、共に異世界では初のペットショップ「けものみち」を開業する。
基本的には作中の面々の中でも比較的常識的な思考の持ち主であり、主人である源蔵に対しては異世界のシステムや生活手段、文字の読み方などを教え、ときにはケモノ好きをこじらせて暴走する彼へのツッコミやブレーキ役を務める苦労人。
しかし、彼女自身もお金にがめつく、源蔵のペットショップ経営についても当初は「ギルドの賞金と魔獣売買で二重取りできるボロい金儲け」という考えから協力しており、相手が手放したアイテムを「落ちてる」と称して持ち逃げしたりと強かな部分がある。源蔵と知り合うキッカケとなった借金についても、ボロ儲けできると考えついた商売のための予算を金貸しであるエドガーから(店の前で泣きじゃくるという迷惑行為で)無理を通して、無利子無担保で金を借り、自ら「期日までに返済できなかったら自分を売り飛ばしてもいい」と約束していたためであるという(つまりは自業自得)。
イヌ科動物の獣人だけあり聴覚・嗅覚に優れ、ときにはそうした感性によって有力な情報を導き出してサポートすることも。源蔵の覆面レスラーとしてのギミックであるケモナーマスクも、即座に正体が源蔵であると看破している。