概要
本作の主人公・柴田源蔵の元来の職業であるプロレスラーとしての姿。
重度のケモナーである彼の気質を大きくギミックに反映した覆面レスラーであり、犬(愛犬であるひろゆき)をモチーフにしたマスクを被り、口元以外は素顔を覆い隠している。
入場時の煽り文句は「ケモノのことなら俺に任せろ」「行き過ぎたケモノ愛」(アニメ版で行われた世界タイトルマッチの入場時)、「愛とケモノの伝道師」(アニメ版OP『闘魂(ファイト)!ケモナーマスク』より)など。得意技は「ケモナーエルボー」「ケモナージャーマン」「ケモナーストローク」など。
覆面レスラーというギミック故、源蔵自身も日頃「ケモナーマスク≠柴田源蔵」として振る舞っており、特例がない限りは人前でのマスクの着脱は控えている。また、スペアのマスクも常々携行しているらしく、ひょんなことから同行することになったリンダブレアに対し、それぞれの追手を退くためにマスクを貸し与え「デストロイヤー花子」と名乗らせている。(因みにこのときの源蔵の偽名は「フクメンスキー」)。
いまのところケモナーマスクの正体を認識しているのは、元の世界の住人たち(アニメオリジナルキャラではライバルのMAOやマネージャーのビック西郷など)、現在同居人のシグレ、花子などがいる。
また、源蔵が現在暮らしている「エドガルド王国」では、召喚時に彼が国の王女アルテナにジャーマンスープレックスをかけてそのまま逃亡し、以降も町中に現れるたびに騒ぎを起こしているため「覆面を付けたパンツ一丁の変態」として指名手配されており、各地にケモナーマスクの手配書が貼り出されている。ただし、上述通りケモナーマスクの正体を知る人物がごく少数に限られているためか、未だ逮捕に至っていない。
アニメ版では、源蔵と銀行員のクラウスが企画した城下町の闘技(プロレス)大会にて配布された、源蔵がカーミラにジャーマンをかける姿をプリントしたチラシが散布され、それを見た衛兵の報告によりアルテナもケモナーマスクの正体が源蔵であると確信し、彼の住居まで押しかけるが…
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タイガーマスク:擬獣系の覆面レスラーであることや名前の語呂からおそらく元ネタとおもわれる。