概要
CV:末柄里恵(ひろゆきと兼役)
異世界に存在する人間の国「エドガルド王国」の王女にして姫巫女。
主人公・柴田源蔵をこの世界に召喚した張本人。
魔王によって生み出された獰猛な魔獣たちによって危機に瀕した人類を救うため、神官たちと共に「異世界(彼女たちにとってはコチラの世界にあたる)で最も強き者」の召喚の儀式を執り行った。結果、最強のプロレスラー“ケモナーマスク”として活躍していた源蔵がこの条件に合致し、世界タイトルマッチの最中にアルテナたちの下に転移することになる。
アルテナは呼び出した源蔵を勇者として立て、さっそく「邪悪な魔獣」そして「魔王」の退治を頼むが、ケモノを愛する源蔵の怒りに触れ、容赦のないジャーマンスープレックスを掛けられて轟沈。衛兵や神官たちの前で「まんぐり返し」姿でKOされてしまう。
(その後、源蔵は衛兵たちの追走を退いて場外へ逃亡した。)
この一件以降、城では家臣らから影で“尻姫様”と呼ばれて嘲笑されており、なんとか面子を回復するため、兵士たちに源蔵の行方を捜させていた。
その後、源蔵の住居を突き止めて押しかける。源蔵からはすっかり顔を忘れられ、なんとか思い出した彼からは異世界に呼ばれた怒りを再燃され再びジャーマンを極められ、今度は町民たちの前に尻を晒される。
一段落して、改めて源蔵に勇者として魔獣の長である魔王を討伐するように要求するも拒絶されてしまう。それどころか、源蔵がペットショップの開業で魔獣たちを民の家庭にまで蔓延らせようとしていることに憤りを覚える。彼女の召喚魔法は対象一人までが限界であり、召喚した相手が死亡するか元の世界に返すかしない限りは新たな勇者を召喚することもできないらしく、最後の手段として、王国でも選りすぐりの精鋭騎士たちを源蔵にけしかけ始末しようとする。
…が、けしかける前に今度はローリングクレイドルをかけられて三度公で尻を晒す羽目になり、尻を晒した状態のまま担架で運ばれていった。
その後の動向は不明。
アニメ『旗揚!けものみち』でのアルテナ
アニメ版では、源蔵と銀行員のクラウスが開いた闘技(プロレス)大会にて散布されたチラシのプリント(源蔵がカーミラにジャーマンをかけてる画像)を見て、源蔵の正体がケモナーマスクだと確信。後日、源蔵の住居を突き止めて押しかけるも、完全に忘れられていた挙句、自分に色目を使ってくる色町の娼婦に間違えられた。その後、精鋭騎士たちを源蔵にけしかけ始末しようとする所までは原作同様だが、こちらでは精鋭達全員を圧倒的な力でまたたく間に打ち倒されたうえでローリングクレイドルをかけられ尻を晒すという、原作以上の大敗を喫してしまう(「おい、また尻だ」「これで3度目だぞ」by野次馬)。
更にはこの一件から民達にも尻姫と認知されてしまい、子供達からはごっこ遊びのネタ扱いまでされると散々な目に遭っている。
以降は源蔵を倒す事ができないと悟り、「最早頼み込むしかない」と連日源蔵に魔王討伐を懇願するも、その都度プロレス技をかけられ尻を晒している。…(もういっそズボン穿けよ)。
なお、断られた後はさも当然のように源蔵達の食事に参加している等、すっかり馴染んでいる。
しかもシグレに濃い味付けやおかわりを要求する等、意外に図々しい。
シグレからは「通い妻ですか」、「本当に失礼な人」と呆れられている。
考え方もそうだが、あれだけ叩きつけられても気絶はすれど大抵無傷で、二重の意味で頭は非常に堅い。あと、技を掛けられる為に抱きつかれると、頬を赤らめて勘違いする等やたらチョロい。
何度も叩きつけられ続けた為か、頭が床にめり込んでも平気な顔で立ち上がれる様になっており、明らかに精鋭騎士達より頑丈になっている。
その後、源蔵がMAOと試合をする事になった際には源蔵がようやく勇者としてやる気になったと勘違いし、何でも手伝うと言ってしまった事から覆面レスラー「セーブ・ザ・クイーン・アテルナ」として出場するハメになってしまう。
当初は乗り気でなく、衣装も恥ずかしがるなど不本意でしかなかったのだがリングに上がり、大勢の観客から視線を浴びた際にその視線を「気持ちいい」と感じてしまう。
チームである陽炎とセリスの助言も聞き入れず興奮状態のまま突撃し、あえなくリング外に転げ落ちてまた尻を晒してしまう。
観客からは本人曰く「侮蔑の視線」を受けるが、本人はその視線に更に興奮、恍惚とした表情で尻を晒し続けた。(試合自体は陽炎とセリスの尽力で勝利している)
なお、本人はマスクで顔を隠していたが最前列で醜態を見た観客からは尻でアルテナだとバレていた。
試合終了後には、屈辱的だったはずの尻姫という呼び名すら誇らしいと感じる様になっているなど、完全にドMと化してしまった。
信玄曰く、「ヤベー方向に目覚めた」
そのため、再度興業でプロレスが開かれる事を待ち望む始末となってしまった。
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