※ 原作のストーリーや登場人物については「けものみち」の記事を参照。
概要
2019年10月から12月まで放送された、漫画『けものみち』を原作とするTVアニメ。アニメーション制作はENGIで、某続編作品よりも後から発表されたにもかかわらず本作が元請デビューとなった(なお本作とその某続編作品のスタッフは監督および、キャラデザ兼総作監の2名が共通している)。
キャラクターの容姿や設定、世界観、人物同士の関係性などは凡そ原作と共通するが、物語の展開が大きく異なる。とくに、制作協力にDDTプロレスリングが携わっているためか、魔獣よりもプロレス要素が多めに脚色されている。
主な変更点
- アニメオリジナルキャラクターとして、源蔵(ケモナーマスク)のマネージャーのビック西郷、ライバルのプロレスラーのマカデミアンオーガ(MAO)、花子と同じ四大公爵家の一つ「ドラキュロス家」のイオアナ、その従者のローゼなどが登場する。
- 源蔵は、原作では「とある試合の前」に異世界転移したが、本作では「世界タイトルマッチのMAOとの試合中」に変更されている。
- シグレは、原作では源蔵に借金を肩代わりしてもらい、彼への借金が完済されるまでの条件で「ご主人様」と呼んでいるが、本作では肩代わりはしてもらっておらず、普通に「源蔵さん」と呼んでいる。
- 原作では住居を手にして間もなくペットショップ「けものみち」を開業しているが、本作では開業のための融資を受ける条件が満たせず、未だにショップの開業に至っていない。
- 花子とカーミラは、ドラキュロス家のイオアナやローゼとの過去が掘り下げられた。とくにカーミラは、同じヴァンパイア一族である二人から、最下級の「レッサーヴァンパイア」であることや従者として役不足であることなどを引き合いに蔑まれている。
- セリスに伝授したカーミラのセクシーポーズに対する源蔵の評価が原作の「15点」から「2点」まで落ちた。
- 銀行員のクラウスが源蔵(およびその弟子セリス)のプロレス技に興味を持ち、後に両者主催の闘技(プロレス)大会が企画される。ハンターの陽炎やセリス、オークキング、カーミラ、エドガー一味のミーシャ(あと途中で無理矢理乱入させられたヴォルフガング)なども選手として試合に参加した。
- アルテナ王女は、原作では源蔵宅でローリングクレイドルを食らってからはそのまま退散したが、本作ではその後も毎日のように源蔵宅を訪れては魔王討伐を頼み込むことが日課となっている。最終的には、後述する第2回闘技大会で覆面レスラー“アテルナ”として試合に参加させられる羽目になり、観客からの集まる視線により何かに目覚めた。
- 後にMAOも、イオアナたちにより「異世界の魔王」として召喚され、世界タイトルで果たせなかった源蔵との決着をつけるため、魔族の軍勢を率いて源蔵に挑戦。前回の闘技大会に味を占めたクラウスの提案で、魔王軍VS勇者一行による2回目の闘技大会が開催されることになる。
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