熊本県立第一高校
くまもとけんりつだいいちこうこう
熊本県立第一高校とは、熊本市内に存在する公立高校。
概要
熊本市中央区に存在する県立高校。
熊本城址の一角に存在する。
元々は1903年(明治36年)に女学校として開校、戦後共学化したものの女子校のイメージが強かったためか男子生徒は少なく、やがて学区制の変更も手伝い男子は誰も受験すらしなくなり34年間女子校状態だった。
熊本高校、済々黌、第二高校と並んで「四校」と呼ばれた熊本公立高校のトップクラスの一角を担っており、偏差値63の進学校。昔はお嬢様学校的な側面もあった。
近年は県内の私立高校や他の公立高校の追い上げも激しく大学入試の実績が下がりつつあったことに学校側や同窓会が危機感を覚え、2010年11月に男女共学推進委員会が設立され男子生徒の受験を積極的に呼びかけた。
現在は女子の方が多いものの、男子も4割ほどに増え運動部も新たに設けられたりしている。
女子の制服は冬が黒紺セーラー服に黒リボン、夏がメインイラストにある襟が青色で小さな白いリボンを結ぶ長袖セーラー服で、襟のラインは両方とも太い白一本。
男子制服は学ラン。
女子のみ入れる寮があり天草などの遠隔地出身者が入っているが、かつては相当規則や上下関係が厳しいことで知られていたという(最近は多少緩和されたようであるが)。