ヌアザ

ぬあざ

ケルト神話に登場する神々の一柱。

概要

ケルト神話に登場する神の一柱にして、ダーナ神族の王。

ヌァザ、ヌァダ、英語ではヌアダと表記され、戦神である女神・ネヴィンを妻としているとされる。

フォモール族(フィル・ヴォルグ)との最初の戦いであるモイツラの戦いで陣頭指揮を執り、見事当時フォモール族を率いていた王・マクアークを討ち取るが、その戦いに於いて右腕を失い、“体の不自由な者は王になれない”という掟に従い一度は王位から退くが、その後、ディアンケトにゴヴニュが作成した銀の義手を付けてもらい王位に返り咲き、銀の腕のヌアザという別名で呼ばれるようになったという逸話は有名である。

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