概要
麻雀牌の内、サイコロの目に似た丸が描かれているグループであり、以下9種が存在する。
- 一筒(イーピン)…丸が1つ(主に外側が黒で内側が赤)。
- 二筒(リャンピン)…丸が2つ(主に共に黒)。
- 三筒(サンピン)…丸が3つ(主に黒2つ+赤1つ)。
- 四筒(スーピン)…丸が4つ(主にいずれも黒)。
- 五筒(ウーピン)…丸が5つ(主に黒4つ+赤1つ)。
- 六筒(ローピン)…丸が6つ(主に黒2つ+赤4つ)。
- 七筒(チーピン)…丸が8つ(主に黒3つ+赤4つ)。
- 八筒(パーピン)…丸が8つ(主にいずれも黒)。
- 九筒(チューピン)…丸が9つ(主に黒6つ+赤3つ)。
配色は赤と黒の二色となってる事が多めのようであるが、他の牌と異なりあまり統一されていないようであり、赤と青や赤と緑だったり、赤と青と緑の三色だったりする例も見られる。
円の大きさは一筒>二筒>三筒のようになっており、四筒以降はだいたい同じ大きさとなっている。
この円は貨幣をモデルとしているとされ、丸の中には花のような柄が描かれている事が多い。
絵の個数で数を表現している点は索子と共通してるが、二・四・五以外は配置か配色パターンが異なっている。
ローカルルールとして名のある「小車輪」「大車輪」「黒一色」で用いられる。