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メアリー・スー(幼女戦記)の編集履歴

2019-11-21 10:24:51 バージョン

メアリー・スー(幼女戦記)

めありーすー

メアリー・スーとは「幼女戦記」の登場人物である。

概要

CV:戸松遥

幼女戦記におけるもう一人の主人公とでもいうべきキャラ。

書籍版とWEB版では別人レベルで性格と境遇が異なる。アニメ版の設定は書籍版をベースにしている。


書籍版

「撃ったな! よくも、よくも! 私が、父さんに贈った銃を、貴様が!」


協商連合軍の魔導士官アンソン・スーの愛娘。祖国を帝国軍に占領される直前、父親の伝手を頼りに合州国へ亡命。しかし父親の戦死の報と祖国を取り戻したいという純粋な思いから、合州国軍の義勇兵に志願。

そして義勇兵部隊として連合王国軍に配属されるが、帝国軍との戦闘中に自分が父に贈った銃をターニャ・デグレチャフが鹵獲して使用していたために父の仇と断定。激しい憎悪をターニャに向けることになる。


大戦の引き金を引いた協商連合の国民であるために他の国の兵士から陰口を叩かれる立場であったようで、その境遇に同情をよせてくれた連邦の女性政治将校リリーヤ・イヴァノヴァ・タネーチカと友情を抱く。

軍人向きじゃない一般人的感性の持ち主なので上官のドレイク中佐からは扱いに困ると頭を抱えているが、境遇が境遇なだけにその心情には一定の理解を示している。


しかし、戦場でターニャが関わると理性を蒸発させてしまい、度々暴走。彼女のスタンドプレーの果てに友軍魔導師一個中隊が丸ごと全滅する等、冗談では済まない事態も引き起こしている。特に政治感覚の欠如も顕著で、連合王国軍に保護される事を信じて投降してきた敵兵達を「死刑制度が無いから」という理由でルーシー連邦の政治将校に引き渡そうとしたこともある(ソ連がモデルであるため、ルーシー連邦に引き渡されたが最後、「過酷な環境での死に絶えるまで続く強制労働」が待っている)。


アニメ版

基本設定は書籍版と同じ。

ただし(おそらく配役と尺の都合上)リリーヤとの交流描写が存在しない。


コミック版

アニメ版とは容姿が異なり、双翼のような癖毛のロングヘア。合州国への亡命中に魔導師になれば父を助けに行けるのではないかと考えたことで存在Xの奇跡を授ける対象に選ばれた。

しかし、ほぼ同時に戦死した父アンソンと、同じ船に乗っていた母親が二人揃って娘の未来を願い、その両方を存在Xの仲間が聞き入れたため、三つの奇跡がメアリーに集中するという事態を招いた。


Web版

「聞きなさい、恐れを知らないものよ。私は、メアリー。メアリー・スー。」


非人間的なまでに信仰に身を捧げたと評されるほどの狂信者。

タチの悪いことにその信仰心の高さが存在Xに評価され、チートクラスの魔力量を恩寵として与えられている。

性格的には独善性の塊であり、神の命ずるままに戦う。正義の戦いに赴くは喜びであるという姿勢であるため、ほとんどの真っ当な軍人からは嫌悪感を持たれているが、本人はまったく気づいていない。

戦略や戦術をろくに理解しておらず、帝国を悪の国家として断罪することに強烈すぎる使命感を燃やし、上官の命令を無視することが多々あって疎まれていたため、大戦終結間際に帝国軍との戦闘で疲弊しているところを味方から抹殺される。

ドレイク中佐によるとフレンドリーファイアの常習犯だったので犠牲者の友人に遺族と実行犯には事欠かなかったそうである。


Web版では合州国生まれであり、書籍版で語られてるような悲惨な過去は一切ない。

なのでドレイク中佐からも同情されることもなく糞袋と吐き捨てられる。


「創作界隈において忌み嫌われるメアリー・スーをモデルにしたキャラにヘイトを集めて無様な最期を遂げさせる」という展開は、Web小説においては非常に人気のあるパターン(テンプレ展開)であり、その典型的な例と言える。


一方で、この手のテンプレ展開は、逆に普段Web小説を読まない層に対しては作品の低評価を決定付けかねないほどの不人気要素でもある。

商業化における大幅なキャラの改変は、より広い層へのアピールを企図したものであろう。


関連タグ

幼女戦記 アンソン・スー ターニャ・デグレチャフ


メアリー・スー:無印。元々は『スタートレック』の二次創作小説のキャラクターだが、そのインチキじみたキャラ設定から転じて、二次創作では絶対にやってはいけないキャラ付けを意味するものもある。

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