『牙狼〈GARO〉~魔戒ノ花~』の第9話「飼育」で初登場したホラー。
※これより下は、ネタバレが含まれているので注意
概要
強姦殺人を犯した大学生・ミキモト(演:柄本時生)の陰我に反応し、被害者女性の遺体をゲートとして彼に憑依したホラー。
ゴキブリを擬人化させた両性具有の昆虫人間のような姿で、口から吐き出す強酸性の溶解液が武器。
人間に憑依してもすぐには完全体にならず、覚醒までの間は依代となった人間の記憶を改竄して自身が憑依されたことを忘れさせるというある種の寄生昆虫を彷彿させる特殊な性質を持ち、「生物の雄を喰らいながら脱皮を繰り返して成長する全裸の女性を拾って共に生活する」という偽りの記憶をミキモトに植え付けていた。
獲物とした女性を口から伸ばす触手で額を貫いて殺害してはその遺体を愛でるという悪趣味な性癖の持ち主で、人間の命を蔑んで弄ぶ振る舞いが冴島雷牙の怒りを買った。
マユリに残留思念を植え付けられて記憶が蘇り、正体を現して襲いかかったところを雷牙とクロウに圧倒され、最後は円参の力で雷気を帯びた牙狼剣の斬撃で討伐された。
余談
ミキモト役を演じた柄本時生氏は、のちの『牙狼〈GARO〉~-GOLDSTORM- 翔~』で双竜法師役を演じた柄本明氏の息子である。