二角獣の頭毛の中に、隠れるように生えている小さな角。
巨大な角が折れた際には、この角がすぐさま成長して新たな角となるらしい。
概要
パイコーン系エネミーが落とす素材でレアリティは金。
北米神話大戦イ・プルーリバス・ウナムにて追加された金素材であり、同時に追加された精霊根、黒獣脂、血の涙石と共に5章金素材四天王と呼ばれることもある。
マスターからの扱い
Fate/GrandOrderのサーヴァント育成は基本的に育成に必要な素材の捻出に難儀するゲームであり、特に蛮神の心臓などの金素材はドロップ率の低さもあって非常に大変…なのだがこの素材は別である。
金素材でありながら余る、とにかく余る。
イベントを真面目にやって景品交換してるだけでも余る。人によっては凶骨などの銅素材が枯渇する横でこれが数百個単位で余っていることも。
それ故にマスターたちから使われない金素材筆頭、いらない子として扱われ、イベントの景品に並んだり、イベントのフリークエストにパイコーンが出るという情報が流れただけでげんなりされるほど。
どうして余るの?
まず単純に育成に使うサーヴァントが少なく、全体要求数も少ないという点が挙げられる。
記事を作成した2019年12月初頭現在、霊基再臨とスキル育成でこれを使うサーヴァントはのべ28騎(霊基再臨13騎、スキル育成15騎。双方で使うサーヴァントもいるので実数はもっと少ない)。
そして彼ら全員を霊基再臨させ、スキルを上げ切るために必要な合計個数は480個。
蛮神の心臓が約1600個、同期の精霊根が約650個、血の涙石が約850個である点と比較するとその少なさがわかるだろう。
後輩である封魔のランプ(約580個)、智彗のスカラベ(約540個)よりも少なく、1部出身の金素材で全体要求数が500を切っているのはこの戦馬の幼角だけである。
しかも少ないだけならまだしも使うサーヴァントも多くが限定サーヴァントやストーリーガチャ限定サーヴァントであり、これを使う恒常サーヴァントですらほとんどが星4以上の高レアなので単純に使う機会自体も少ない。
なのに供給だけは安定している。
イベントで交換景品に並ぶときには20個の交換枠が取られており、交換景品に並ぶ頻度も明らかに多い。
それに加えて本編や幕間の物語、強化クエストなどでの確定ドロップも多いとやけに手厚く配ってくれる。
そのため積極的にガチャを引かない人ほど余り、使用するすべてのサーヴァントをレベルマ、スキルマにしてなお余っている人すらいるほどである。
…と、FGOの素材の中では非常に異質な存在となっている。
使用者自体は徐々に増えているが金素材故に3桁単位での要求もないため、突如不足するような自体も起こらないと思われ、そういう点では非常に不憫な存在である。